さて、季節のスペシャルイベントは数多くありますが、やはりディズニーランドではメインとなる大きなルートがあり、そこを使ったパレードが行われる事が多くあります。
レギュラープログラムのパレードを含めると、必ず毎日パレードが行われている事にもなります。もちろんそのパレードの内容や時期によって中身は異なる事が多いですが、どのパレードでも基本的なことは同じです。
今回は季節のパレードも含めた、全てパレードで共通とも言える事項について触れていきましょう。
この記事のもくじ
ショー全体の雰囲気をよく見たいのならパートナーズ像付近から
ディズニーランドのパレードは様々な目的で見られる方が多いと思いますが、そんなに近くでなくてもいいから、全体的に見てみたい…という方もいると思います。
そんな場合にオススメなのは、ディズニーランドに入って、ワールドバザールをまっすぐ抜けた所、ミッキーとウォルトのパートナーズ像がある周辺です。
ここはイベント開始当初などはプレスの取材エリアやディズニーリゾート公式の映像撮影が行われるクレーンなどが設置される場所でもあります。また、バケーションパッケージのプランについてくるショー鑑賞券の専用エリアもここにあります。
言い換えればここは「全体が一番見やすい場所」であると言う事。この周辺はシンデレラ城が背景に入り、なおかつ二回目の停止エリアの中心で、停止型のほとんどのパレードでここにミッキーが停止します。
また、パレードルート沿いは比較的早くから場所取りが始まりますが、意外にこの像の周辺は場所取りもあまり混雑しません。ここは立ち見になりますが、パレードルートを見下ろす形になるので全体が見やすいです。
ビデオ撮影にも向いている場所なので、柵沿いのいい場所は撮影目的の方が早くから場所取りをしていますが、他の場所に比べれば立ち見の列もそれほど分厚くならない傾向があります。
ただ、難点はこの場所は下の写真の様に、逆光になりやすい事。特に秋から冬の午前中の公演回はその傾向が強くなります。太陽の位置なども考えて場所を選んでみてください。
フロートに乗った状態で正面を向く唯一の場所はスタート直後・ウエスタンからの橋のみ!
何度か触れましたが、パレードには様々な目的をもって見る方がいると思います。そんな中、キャラクター写真を写真を撮る場合にはどこで見ればいいのか、という事で以前にトゥーンタウンをご紹介しました。
そんな中、今回はちょっとマニアック?なポイントをご紹介。トゥーンタウンでは「キャラクターが100%こちらに来てくれる」という内容でご紹介しましたが、今回も似たようなポイント。
それは「フロートに乗っているキャラクターがほぼ全員正面を向くポイント」があるんです。そこまでマニアックな話はいるかどうかは別にして、それは2ヶ所あります。
まず一つ目はパレードの一番最初の出発点(ディスパッチ1と呼ばれます)。ホーンテッドマンションの脇からパレードが出発する時です。
この時は緩やかなカーブになりながら進行するため、上の2枚の写真の様にキャラクターが必ず正面を向いて登場します。ここは意外な撮影ポイント。
この通路向かい側(ダンボの脇の通路)にはカメラを持った方が待機していますのでそのあたりを目安にしてください。
そしてもうひとつのポイントは上の写真の位置、ウエスタンランドからシンデレラ城前のパレードルートに入る橋を渡った直後です。
当然ですが、ここは橋を渡る時は左右にゲストがいないのでフロート上のキャラクターはほぼ正面を見る形になります。また、この橋の位置から、城前のパレードルートは若干下がっているのでフロート全体も見やすい形になります。
この記事の一番上のドナルドとデイジーの写真もこの場所。…ちょっとマニアックなポイントですが、一度に多くのキャラクターの正面が写せる数少ない場所です。
一般的に早くから場所取りが始まっている所は「いい場所」である事が多い。
さて、これまでいろいろと細かくパレードを見る位置について触れてきましたが、そうは言ってもアトラクションや食事もあるし、場所取りはなかなか思い通りに行かないもの。
いちいちキャストにどこがいいのか細かい位置を聞くのも意外に面倒…なんていうケースもあると思います。そんな中、一番簡単にパレード鑑賞のいい場所を探す方法。
それは早くから場所取りが始まっている場所の周辺を確保する事。だいたいほとんどのパレードではやはりミッキーの停止位置が一番人気、続いてミニーマウス…という場合が多いです。
お目当てのキャラクターがいない場合は特に場所にこだわらなくてもいいと思いますが、事前に詳しく停止位置などの詳しい場所を把握したいのならば、事前に動画サイトを活用するのもいい方法です。
近年は高性能のビデオやスマートフォンの普及のおかけで新しいイベントもその数時間後には動画サイトに投稿されている事が多くあります。初見の楽しみはなくなるかもしれませんが、場所とりで失敗しないためにはこれもひとつの方法ですね。