
様々な種類のアトラクションが存在するディズニーランド。そのタイプは様々ですが、幅広い年齢層の方が楽しめる様に工夫されているのがうれしいですよね。
これらのアトラクションを他の楽しむ上で、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションの攻略法などについてのシリーズ企画、アトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。
今回はアドベンチャーランドの代表的アトラクション、リニューアルされた「ジャングルクルーズ: ワイルドライフ・エクスペディション」をご紹介します。3回目の今回は、細かな雑学やちょっと深いこだわりなどをご紹介します。
この記事のもくじ
ボート乗り場が増え、しっかり固定される様になった船。

リニューアルされて大小様々な変化があるこのジャングルクルーズですが、その中のひとつはより安全面に配慮されて、ボートの乗り降りがしっかり固定されるようになった事があります。
ちょっと気が付きにくいのですが、ボートが乗り場に到着すると、キャストが船の二か所にロープをかけて係留します。この時に別のキャストが乗り場近くにあるボタンを押すと、ロープが引っ張られて船がしっかり固定される様になりました。
しかもこのボタンがある場所も救急箱や修理道具の箱の様に風景を壊さない様にカモフラージュされており、なかなか気が付かない場所にあります。余裕があれば探してみてくださいね。

スタンバイエリアにある大きな絵。これは実際のクルーズ航路。

建物に入ってスタンバイの列は左側に曲がります。(空いている時は使われない時もあります。)この突き当りには大きな絵が飾られています。
こちらの右下にあるマークに隠れミッキーがある事はお伝えしましたが、実はこの絵、実際にこれからゲストが体験するジャングルクルーズの航路なのです。

よく見ると途中で登場する動物も描かれており、ちゃんと順番になっているのです。それだけでもなかなか面白い配慮なのですが、こだわりがもうひとつ。
この絵の中には「伝説の神殿」が描かれていません。ちょうどこの絵のその位置には森の様な茂みになっており、うまい具合に隠されています。これはこのクルーズでは神殿は迷い込んで偶然見つかったという物語があるからです。こんなところも細かいですよね。
外装も内装もちょっと変わったボートですが…これまでのこだわりは健在!

ジャングルを探検するボート。これは一見すると、カラーが違いますが、どれもほとんど同じ船に見えます。
こちらは以前の記事でも紹介しましたが、それぞれの船の所有者の職業に合わせた小物がボート内に置かれています。今回はその内装が少しすっきりしましたが、これは旧作と変わらない部分。

そしてもうひとつの特徴として、このボートにはそれぞれ全て違う名前がついています。全部で「13」艘ある船の名前は、名前の前半部分が「川の名前」で、後半が「女性の名前」の組み合わせです。
ちなみにこの名前は、例えば「KWANGO KETE」や「WANBA WANDA」という風に、韻を踏んでイニシャルが同じになっているのも特徴。こちらも前作と同じです。ひとつだけ例外の名前の前後の頭文字が一致していない「Orinoco Idae(オリノコ・アイダ)」号も健在です。

そして、頭文字は同じで、一見すると他の船と同じに見えるのですが、「船の屋根部分が赤白ストライプの模様になっている唯一の船」である、「VOLTA VAL(ヴォルタ・バル)」もあります。(下の写真)

こちらは船の天井部分が変わって、ちょっと太いあたらしいストライプになりました。前作から引き続き、なかなか乗る事のできない貴重な船。乗れたらラッキーですね!

ちなみにこの「VOLTA VAL(ヴォルタ・バル)」はアトラクションの入り口建物を入った正面にあるバナーにも描かれています。
このストライプ模様の船は一艘しかありませんので、名前までは確認できませんが、この絵はヴォルタ・バル号なのです。ちょっとマニアックな雑学ですが、知っておくとちょっと自慢できるかも?
「ナイトクルーズ」や「神殿内の様子」は撮影困難!

新しくなったジャングルの探検、やはり昼と夜の両方見たいもの。特にこれまでには無かった蛍のトンネルや月光に照らされる怪しい動物や不気味な神殿が特徴です。
また、伝説の神殿の内部では壁画等が変化し、壁に鮮やかな色が付いたりするなどのプロジェクションマッピング効果を見る事ができます。
ただ、フラッシュ撮影してしまうとその変化などが見えなくなりますし、他のゲストにも迷惑になる可能性があるのでこちらは控えた方がいいでしょう。(下の写真は他の方がフラッシュ撮影した時に偶然同時に撮れたものです。)

神殿内部は昼間でも真っ暗になりますが、夜のクルーズは基本的にもちろん周辺は暗いままです。これまでよりはライトアップの効果が加わったり、船の両脇にもライトがつけられましたが、実際にはかなり暗い状態でもあります。
ちなみにこの真っ暗な状態では撮影はかなり困難です。前作よりは明るくなりましたが、それでもやはりかなり暗く、船は常に動いているので撮影はなかなか難しいです。

もちろんそれでも楽しめるのですが、一番おすすめなのはまだ空に青さが残る夕暮れからしばらく経った時間帯。周囲もよく見えますし、この時間帯ならば撮影もまだ可能。
待ち時間との調整がちょっと難しいですが、余裕があればチャレンジしてみてくださいね。
