アトラクション別傾向&攻略法【ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション】その2

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人気のコースター系アトラクションから、のんびり周遊するライド型、ゆっくり座って見られるシアター型など、様々な施設が多く存在するディズニーリゾート。

幅広い年齢層の方が楽しめる様に工夫されているものも多くある、このアトラクションですが、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画、アトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。

今回はアドベンチャーランドの代表的アトラクション、リニューアルされた「ジャングルクルーズ: ワイルドライフ・エクスペディション」をご紹介します。二回目の今回はどちら側に座るとどんなものが見えるのかについてご紹介します。

リニューアルされたジャングル探検。どちらに座ればよく見える?

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新しくなったジャングルの探検。これまでと航路などは基本的にかわりませんが、演出がいろいろと変わったり追加されたりしています。

そんな中、座席自体は自由に選べるわけではありませんが、並んでいる位置によっては左右の座席が選べるタイミングもあります。今回はその両サイドの見え方についてご紹介します。

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まず、「リニューアルで変更になった要素」という前提で、「どちらに何が見えるか」というのをご紹介します。

【進行方向左側に見えるもの】
・ゴリラに占拠されたテント
・大草原(多くの動物、シマウマがライオンに襲われているエリア)
・サイから逃げて、木に登る探検隊
・伝説の神殿を守るコブラ(入り口前)
・神殿内の神秘的な出来事
・最後に見送る水牛

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【進行方向右側に見えるもの】

・バナナを取ろうとするゴリラを邪魔するワニ
・ワニのスマイリーブラザーズ(夜は目が光る)
・滝の前に現れる蛇アナコンダ
・象の水浴び
・お守り売りのサム

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【ボート後方から見やすいもの】
・出発してすぐの蛍のトンネル(ナイトクルーズのみ)
・ゴリラ占拠テントから発砲され、水上の樽が爆発するシーン
(ボートが通過した後に爆発するので後方を見た方が良い)

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以上ですが、これはあくまでどちら側の方が「見えやすい」という事ですので、反対側だと全く見えないという意味ではありませんのでご注意を。

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ただ、撮影が目当ての場合は反対側だと船の骨組みや同乗のゲストでうまく撮影はできませんのでご注意を。また、ナイトクルーズの場合、周囲が暗いため、撮影はかなり難しくなっています。

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それぞれの好みもあると思いますが、新しくなった要素として、伝説の神殿内ではプロジェクションマッピングにより、壁面等が鮮やかに変化する演出があります。

これは全て船の左側の壁に映されますので、「どちらかと言うと、左側の方が良い」という事になると思います。

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ジャングルで遭遇する動物たちをじっくり観察!

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このジャングルクルーズは「オーディオアニマトロニクス」(オーディオ「Audio」・アニメーション「Animation」、エレクトロニクス「Electronics」を組み合わせたディズニーの造語)が使われたリアルな動きの動物が多く登場します。

この動物達は一部今回のリニューアルで位置が変わった(大蛇の位置が滝の手前に)り、種類が変更になった(ニシキヘビからアナコンダに)りしている部分もありますが、基本的には動物たちは前作と同じです。

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これらの動物は前作でも同様ですが、同じ象やワニでも、場所によって特徴が違います。これはそれぞれ異なる地域の動物であるため。

多数の「象」に出会いますが、乗り場を出発して間もなく遭遇する大きな象は、大きな耳と荒っぽい性格が特徴のアフリカ象、神殿を出た所で多数の象が水浴びをしていますが、小さな耳が特徴のインド象です。

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その他のこだわりや細かな隠れた要素。

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コースの途中に登場する、前作にあった細かなこだわりや隠れた要素については、そのまま残っているものと無くなってしまったものが存在します。

例えば、伝説の神殿の入り口にはアンコール・トムの四面仏像を模した像があり、これは変わっていないのですが、前作では神殿内部に登場していた財宝を守るコブラがここでゲストを狙っています。

また、神殿の後半に左右にある「古代の彫像」ですが、進行方向の左右にあり、右側に「6体」、左に「1体」だけあります。この象は「右側の6対は必ずどこか壊れている」のですが、「左側の1対だけは完全な形で残っている」と言う部分は変わりません。

また、前作ではおなじみだったクルーズの後半、水牛の子どもを狙う、大きなニシキヘビにあった有名な隠れミッキーですが、リニューアルされて、こちらは無くなってしまいました。

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そしてクルーズの最後、右側に登場していた「ジャングルのセールスマン サム」。おなじみの前作ではジャングルで採れた果物を売っており、更にその前は乾燥させて小さくなった「干し生首」を販売していた事もありました。

しかしながら今回はまたまた転職。今回のリニューアルで大事なアイテムとなっているお守りを売る商人に変わっています。いつも新鮮な驚きを与えてくれるディズニーランドですが、こうした以前との違いを探してみるのも楽しみのひとつかもしれませんね。

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…次回の記事ではこのアトラクションの物語や雑学について触れてみます。