アトラクション別傾向&攻略法【ジャングルクルーズ】その1

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様々な種類のアトラクションが存在するディズニーランド。そのタイプは様々で、人気のコースターからシアター型、のんびり周遊するライド型など様々で、幅広い年齢層の方が楽しめる様に工夫されているものも多くあります。

そんな中、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。

今回はアドベンチャーランドの代表的アトラクションとも言える、「ジャングルクルーズ」をご紹介します。

アトラクションとともに雰囲気を盛り上げるスキッパーの演出

多くのアトラクションがある中で、幅広い年代の方が楽しめるディズニーランドのアトラクションの代表格とも言えるのが、この「ジャングルクルーズ」。その名の通り、ジャングルをボートで探検します。

ボートを操るのは「スキッパー」と言われる船長。アトラクション自体の楽しさももちろんですが、陽気で軽快なトークでゲストを楽しませてくれるこのキャストの存在が大きいアトラクションでもあります。

中にはかなりオーバーリアクションとともに盛り上げてくれるスキッパーもおり、アドリブも多いので乗るたびにちょっと変わった展開があるのもこのアトラクションの特徴です。

待ち時間は比較的短めだが、お昼前後に混雑する傾向。

アトラクションの待ち時間としては比較的短めな部類です。通常期の平日はほとんど待ち無しか、待っても15分程度、通常の週末でも3~40分前後が平均だと思います。

大混雑の入園制限時には60分近くになる場合もありますが、1時間を越える事はあまりありませんので、60分近い待ち時間の場合はその時間は避けた方がいいでしょう。

こちらのアトラクションの待ち時間の傾向としては、他の主要アトラクションを1・2個乗った後に来るゲストが多い影響なのか、「概ね12時前後を中心に待ち時間が伸びる傾向」があります。

また、もちろん夜も通常通り運営していますが、夜は運営していないイメージがあるせいなのか、日没過ぎになると極端に空いてくる傾向もあります。

また、意外に知られていないかもしれませんが、「パーク開園直後にはまだ運営が開始されていない事」(開園30分~1時間後に運営開始など)がありますのでご注意を。

旅の途中で遭遇する野生動物たちをじっくり観察!

こちらはディズニーランドのグランドオープンからあるアトラクションで、「オーディオアニマトロニクス」(オーディオ「Audio」・アニメーション「Animation」、エレクトロニクス「Electronics」を組み合わせたディズニーの造語)が駆使されたリアルな動物が多数登場します。

ゲストはボートの乗り、うっそうとした熱帯のジャングルを進みます。途中には様々な動物が登場し、水中から突然姿を表して襲いかかるカバや水を吹き上げる象、他にも原住民から槍を向けられ…などスリルに満ちた冒険が続きます。

この多数登場する動物達ですが、じっくり見てみると同じ象やワニでも、登場する場所によって、その特徴が違う事がわかります。これは後述しますが、それぞれ異なる地域の動物であるため。

例えば途中で多数の「象」に遭遇する事はご存知だと思いますが、この象も種類が違います。ボートがゲストを乗せて、乗り場を出発して間もなく、大きな「象」が登場します。こちらはアフリカ象(上の写真)。大きな耳と荒っぽい性格が特徴。

対してボートがしばらく進み、神殿を出たところでは上の写真の様に、多数の象が水浴びをしています。こちらはアフリカ象に比べてかなり小さめ。また、小さな耳も特徴的ですが、こちらはインド象なんですね。

他にも多くの動物が登場しますが、微妙にその特徴が違っていたりします。気にしてみていないとなかなかわかりにくいですが、こんなところも見逃せません。

…幅広い年齢層が楽しめてコンスタントに人気を保ち続けるのが「ジャングルクルーズ」。オーディオアニマトロニクスとスキッパーの軽快なトークが特徴的なアトラクションです。

ちなみにネタばらしではありますが、ゲストの安全を考えてこのボートは完全にスキッパーが操舵してるわけではありませんので、ぶつかったりする事はありません。

…次回の記事ではこのアトラクションの物語や雑学について触れてみます。