多くの種類のアトラクションが存在するディズニーシー。そのタイプは様々ですが、やはり中では絶叫系のアトラクションが人気です。スリルだけでなく、細かな物語なども魅力ですね。
そんな中、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。
今回はディズニーシーを代表すると言ってもいい程、有名なアトラクション。ロストリバーデルタにある、「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」をご紹介します。
この記事のもくじ
守護神クリスタルスカルが守る魔宮から、若さの泉を探し出す!
ディズニーシーの多くのアトラクションの中で、安定した人気を誇る、こちらのアトラクショ「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」はテーマポートの最奥地とも言える、ロストリバーデルタにある神殿の形をした大きなアトラクションです。
その名の通り、有名な映画「インディ・ジョーンズアドベンチャー」シリーズが題材となっているアトラクションで、ここを訪れたゲストは映画に登場するインディさながらの体験ができる人気アトラクションです。
ゲストはインディ博士が現在調査中のこの巨大な魔宮を探険するというアトラクション。…ただ、我々ゲストはインディ博士の案内ではなく、彼の助手である、「パコ」が勝手に企画した「魔宮探険ツアー」に参加するという物語なのです。
ゲストは大型のジープ(ライド)に乗り、この怪しい魔宮のどこかに存在すると言われている「若さの泉」を探しに行きます。もちろん、そうは簡単に探せるはずも無く、この神殿を守る「クリスタルスカル(水晶髑髏)」の怒りをかってしまい、神殿内に仕掛けられた危険な罠などに挑む事になります。
アトラクションがスタートして間もなく、突然クリスタルスカルの怒りをかってしまい、インディ博士の警告を受けながらも魔宮の中へ入り込んでしまいます。魔宮の数々の罠をかいくぐり、無事に帰ってこれるのでしょうか?
定番の人気アクション、混雑時は長い待ち時間にご注意!
こちらのアトラクションは絶叫系アトラクションに分類できると思いますが、乗り物は大型のジープタイプの車(実際に車輪で走る自動車ではありません)で、途中にある仕掛けや特殊効果でゲストを楽しませてくれるものです。
いわゆるレール上を「慣性」で落下するジェットコースターとは異なり、前後左右に大きく揺れたりします。まわりの演出効果で実際はもっと早く感じますが、ライドの速度は最高でも24kmとそれほど早くありません。
参考までにディズニーランドのアトラクションで速度が速いもの(最高時速)は「スプラッシュマウンテン」が落下時に62km、続いて「スペースマウンテン」が50km、「ビッグサンダーマウンテン」が45km…とこれらと比べてもかなり遅い事がわかります。
さらに「ガジェットのゴーコースター」35km、「スタージェット」30km…などと比べてもだいぶ速度は遅めです。ただ、それを感じさせない様々な効果と暗闇を進むと言う事がスリルを増しているんですね。
このインディの待ち時間は他のアトラクションと比べても長めの部類。普段の週末でも90分前後、混雑時期の週末だと120分を超えるのも珍しくはありません。
入園制限クラスの大混雑時になると、上の2枚の写真の様に、スタンバイが想像を超える位置にまで伸び、200分超えになることもあります。
ただ、パークの最奥地とも言える場所であるせいか、パークのオープン直後や、逆に閉園間際にはかなり空く事もあるという、「週末と平日の差が大きいアトラクション」とも言えます。
また、このアトラクションは終盤に写真を撮られるシーンがあります。ここはショーの終盤、突然目の前から巨大な丸い岩石が転がってきます。そこには天井からインディ博士がぶら下がっており、いったん下がったジープが急降下するシーンがあります。
そこが撮影位置。フラッシュがたかれるのでわかると思いますが、こちらのカメラ位置はスプラッシュマウンテンとは異なる「左側」です。
混雑時の強い味方、シングルライダーを活用しよう!
こちらの人気アトラクションは終日混雑している事が多いです。ただ、近年では「トイ・ストーリーマニア!」の登場などによって朝早い時間は遠い場所にあるせいもあり、短い時間で推移している事が多くあります。
特に閑散期の平日夜などは5分待ち程度と、かなりゲストが少なくなってしまう事もよくあります。狙い目は朝のオープン直後、もしくは閉園間際など。
最近のディズニーシーのアトラクションはアメリカンウォーターフロント周辺から徐々に混雑が広がってくるので、あえて先にこのインディジョーンズやレイジングスピリッツなどの奥地から攻めていくのもひとつの方法です。
また、このインディは「シングルライダー」に対応しています。こちらを利用する場合はまずエントランス周辺のキャストにシングルライダーである旨を伝えると指示をしてくれるので、そのままレーンに沿って入場します。
その先の合流地点にキャストがいますのでそこでそれを伝えれば少ない時間で乗る事も可能です。ただ、混雑日にはシングルライダーも並ぶ事がありますので、それも併せて入り口キャストに伝えてみてください。
…いつも人気のこちらのアトラクション。乗り物自体の楽しさももちろんですが、細かな物語やこだわりについてもかなり凝っています。次回はそのあたりについてご紹介します。