関西や東海地方から東京ディズニーリゾートへ向かう際、メジャーな移動手段は新幹線ですよね。ところで新幹線の東京駅から各パークまでは、どのくらいの時間が必要になるのでしょうか?
本記事では東海道山陽新幹線を利用する場合の、東京駅~ランド・シー各パークまでの所要時間について解説いたします。
東海道新幹線は番号が小さい号車に乗る!
東京駅構内には東海道新幹線への改札口が大きく分けて3箇所(南口・中央口・北口)あります。
この中で京葉線のホームに最も近いのが南口です。そして南口側には、番号が小さい号車が停止します。そのため、自由席利用で1~3号車に乗車するか、指定席の場合は4~6号車に乗車するのがオススメです。
もちろん、番号が大きい号車への乗車でも京葉線への乗り換えは可能です!しかし、長い新幹線のホームを延々と歩いて南口まで向かったり、中央口から出た後に東京駅構内を長距離歩く必要が出てきてしまいます。
東京駅に不慣れな方や、新幹線そのものに不慣れな方こそ、番号が小さい側の号車を確保するようにしましょう。
東海道新幹線・南のりかえ口~各パークのエントランスまでの所要時間は?
電車の運行状況に左右されるためあくまでも目安ですが、
〇大人だけなら約1時間
〇お子様やご年配の方と一緒の場合は約1時間30分
は必要になるとお考えください。
これだけの時間が掛かる要因のうちの1つが、新幹線~京葉線までの乗り換えがとにかく遠い!!ということです。以下の章より、順に内訳を説明して参ります。
東海道新幹線・南のりかえ口~京葉線東京駅のホームまで
同じ「東京駅」と言えど、「新幹線の東京駅」と「京葉線の東京駅」はかなり離れており、体感としては地下鉄約1駅分くらいの距離があります。
道中には動く歩道が設置されているので、全距離を全て自分の足で歩く必要はありません。しかし、通い慣れている身からしても毎度「遠い……」と感じる距離感です。
<所要時間の目安>
・大人が最大限のスピードで超早歩きをした場合:10分ちょっと
・大人が普通に歩いた場合:20分くらい
・お子様やご年配の方と一緒の場合:30分くらい
新幹線の改札口が地上階なのに対し、京葉線のプラットホームはなんと地下4階です。そのため、乗り換えの道中で合計4回も下りのエスカレーター・階段に遭遇します。ベビーカーや車椅子をご利用の場合はエレベーターの待ち時間が発生するため、乗り換えだけで30分前後が必要になってくるかと存じます。
京葉線東京駅~舞浜駅
京葉線東京駅~舞浜駅までの所要時間は以下の通りです。
・快速:約13分
・普通:約17分
快速は停車駅が少ないので(東京→八丁堀→新木場→舞浜)その分早く着きますが、東京駅から舞浜駅まで向かう場合は、とにかく先発列車に乗るのが最速です!わざわざ快速を待つ必要はありません。
京葉線東京駅にはプラットホームが2つあります。新幹線の改札口から出発後、3回目のエスカレーターを下った地点に液晶の案内板が設置されているので、一番最初に出発する京葉線の列車が停止しているホームに降りましょう。
また舞浜駅下車後は、特にパークの開園時刻の時間帯はエスカレーター・階段・改札口など全てが大混雑します。急ぐと大変危険なので、ここは一旦早く行きたい気持ちを抑えて、落ち着いてゆっくり行動するように心掛けてください。
舞浜駅~ディズニーランド
京葉線舞浜駅からディズニーランドまでは、徒歩で10~20分くらいで到着します。リゾートラインよりも徒歩移動の方がオススメです。
近頃は入園前の荷物検査の列が駐車場側/舞浜駅側それぞれで長く伸びる傾向があり、リゾートラインに乗ってしまうとかえってタイムロスになる可能性が極めて高いです。(リゾートライン下車後、列の最後尾へ向かうために来た道を歩いて戻る必要が出てくる可能性があるため。)
列の形成方法は都度変更になると思うので、分からない場合は現地のキャストさんへお尋ねください。
舞浜駅~ディズニーシー
京葉線舞浜駅からディズニーシーまでは、リゾートラインでの移動になります。舞浜駅がある「リゾートゲートウェイ・ステーション」から「東京ディズニーシー・ステーション」までは3/4周しなければならず、所要時間は約10分です。
リゾートラインに乗る前に切符を買ったり、列車の到着を待ったり、また下車後に荷物検査の最後尾まで歩くことも踏まえると、移動時間として合計で約20分は必要になってきます。
思っていたより時間が掛かる(?)東海道新幹線の東京駅から各パークまでの所要時間。帰り道も当然ほぼ同じだけの時間が掛かりますが、疲れがたまることも考えると、行きの1.3倍くらいの所要時間を見積もっておくのが安心です。
ちなみに筆者は普段ひとりor大人同士でのインパです。帰り道は慣れてしまえば、大人同士ならば新幹線が出る1時間前までにはパークを出るようにすれば間に合います。どなた様もお気を付けて、ディズニー旅行を楽しみましょう!