さて、前回からスタートしたこちらのブログ、東京ディズニーリゾートを少しでも効率的に動ける&楽しめる方法や、パーク内に散らばる細かな雑学やこだわりについても触れていきたいと思っています。…まずはできるだけ効率的に楽しむために行うべき事。それでは少しづつ具体的なポイントなどについて触れていきましょう。
この記事のもくじ
待ち時間の差、なんと76倍!激混みの日とガラガラの日
「ディズニーランドとかディズニーシーって、いつも混んでるイメージだけどいつが空いているの?」というギモンは誰もが持つと思います。ディズニーリゾートをできるだけ効率的に、そしてできるだけ多く楽しむための一番簡単でわかりやすいのは「空いている時期に行く事」。…なーんだ、つまらない!と言われるかもしれませんが、例えば下の写真を見てください。

…これは「一番空いている時期」と「一番混んでいる時期」のディズニーランド、「ビックサンダーマウンテン」の待ち時間を比べたもの。写真を見ていただければ説明の必要はありませんが、極端な話、混んでいる時と空いている時はこれくらいの差があります。混雑している時期に軽い気持ちで行ったものの、大混雑で何にもできなかった…なんていう話はよく聞きますよね。
それではもっとびっくりの写真をお見せしましょう。…ちょっと驚きの写真。下の写真は、ディズニーランドの人気アトラクション、「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」での、私の知りうる「最長の待ち時間」と「最短の待ち時間」の表示です。こちらは上の写真はグランドオープン直後のゴールデンウィークの時、下の写真は冬の閑散期の平日夕方、一年で一番空いているガラガラの状態との比較です。
こちらは正直言って、かなり極端な例ではありますが、混んでいる時と空いている時の違いだけで、全く同じアトラクションである事は言うまでもありません。…「380分」と「5分」。なんと76倍の待ち時間の差ですね。

…しかしながら、こんな状態でもゲストが支払うパスポート代金は全く同じ。アトラクションに乗れなかったとしても料金は帰ってきません。…数あるレジャー関係の施設。映画や食事などは「誰もが同じ様に支払った対価と同じサービスが提供」されますが、ここ、東京ディズニーリゾートではそうはいきません。大混雑日に行って、何にもできなかった…と言う事が無いようにしたいものです。
…誰もが夢と魔法の世界を求めてパークを訪れますが、目の前の現実も十分理解する事が大切です。それじゃあ、どうすればいいの?…と言う事に対して、一番簡単な答え。それは…
ディズニーパークを楽しむ答えはカンタン。空いている時期に行くこと!
「じゃあ、具体的にいつ行けばいいの?」と、言う事で、一番簡単な答えは「空いている時に行く事」。それでは気になる「混んでいる時期」と「空いている時期」について触れてみましょう。一番わかりやすいのは、学校などが長期休みである「春休み」、「夏休み」、「冬休み」期間は平日でも混雑します。詳しくは後述しますが、パークの混雑はまず大原則として、年間を通じて「学校の休みに大きく影響される」と言う事です。
…逆に言うと「レジャー産業が閑散期となる1・2月」や「新学期・新生活が始まる4月」などが比較的空く時期となります。また、よくあるディズニーリゾートの紹介サイトでは「1・2月は空いている時期!」と書かれている事が多いのですが、確かにその時期は全体的には空く時期です。
しかしながら、実際は1月と言っても年明けの正月は激混みですし、冬休み期間は混みます。また、2月も後半は学生で混み始めますので、この情報ももう少し細かく整理する必要があります。これはもう少し細分化できますので、後で述べます。

ディズニーが混むのは週末。じゃあ、平日は空いてる!・・・の大きな誤解?
いつでも混んでいる東京ディズニーリゾート。…でも平日なら空いているよね?と、お思いの方が多いと思います。簡単に言うとそれはほぼ正解。しかしながら、「平日ならばいつでも空いている」と思っていると、痛い目にあってしまいます。
まず、混雑具合を一週間の曜日で考えると、言うまでもなく週末の土日は混雑。平日で一番混むのは月曜日になります。一般的に「平日が空く」というのは事実ではありますが、こちらももう少し細分化できます。以下は曜日ごとの大まかな目安を7段階で記してみました。
(空いている←1・2・3・4・5・6・7→ 混んでいる)
月耀日 5 学校行事や振替休日で平日の中では一番混む。
火耀日 3 前後に休日が付かないため、比較的空く
水耀日 2 週の真ん中でかなり空く。
木耀日 1 前後に休日が付かないため、一番空く。
金耀日 4 翌日が土曜なので、午後や夕方から来るゲストが増。
土耀日 7 一週間で一番混む日。年間通じて変わらない。
日耀日 6 土曜よりは空く。秋時期は月曜より空く事もあり。
…と、概ねこんな感じになります。わかりやすくするために水曜と木曜に差をつけていますが、現実的にはそれほどの差はありません。ただ、注意していただきたいのはクリスマス、ハロウィーンなどの「季節のスペシャルイベント初日」や、新規アトラクション、新ショーやパレードの初日には空いている日でも局地的に混む事がありますのでご注意を。
また、人気の秋やクリスマス全盛期の頃は平日でも上記の空き具合が当てはまらない時もありますので注意が必要です。こちらについては別の機会に述べます。