さて年間を通じて大勢のゲストが訪れるディズニーリゾート。真冬の閑散期にはかなり空く事もありますが、これはかなり稀なケース。
実際は平日だからと言っても、いつも空いてるとは限らないのがここディズニーリゾートです。特に平均して平日も週末も混雑するのは秋から冬のシーズン。
ハロウィーンやクリスマスなど、誰もが知る季節のイベント時には華やかなデコレーションが行われ、パークは一層賑わい、混雑度も増してきます。
混雑するパークでは効率よく動かないと、何をするにも並ばなくてはならない日も多くあります。そんな中、今回は混雑していてもそれなりに楽しめるスポットや過ごし方などについて触れて行きましょう。まずはディズニーランド編から。
この記事のもくじ
待ち時間の少ないアトラクションは朝から乗らない!
前述のとおり、一般的にレジャー産業の閑散期となる1~2月の真冬の平日にはさすがにアトラクションもかなり待ち時間が短かくなる事もありますが、これはかなり稀なケース。
普段は平日でもアトラクションはそれなりの待ち時間が必要です。言うまでもなく出来るだけ早めに来た方が楽しめるパークですが、なかなか早い時間に来る事が難しく方もいらっしゃると思います。
朝早くから入園出来ない場合はアトラクションも数が限られてしまいます。そんな場合には待ち時間の少ない、または無い施設などで楽しむ方法があります。
これらは園内が混雑している時ももちろんですが、逆に言うと、早い時間に入園できた場合は「後回し」にした方が効率的であるという事でもあります。
朝早い時間帯は混雑するアトラクションを先にクリアし、待ち時間の少ない・無いものは後から乗る、というのが効果的です。
収用人員の多いシアター系アトラクションが待ち時間が少ない傾向
数あるパークのアトラクションですが、やはり人気はコースターなどのスリルライド系。ディズニーランドではいわゆる3大マウンテン(スペースマウンテン・ビックサンダーマウンテン・スプラッシュマウンテン)はいつも人気です。
また、プーさんのハニーハントやモンスターズインクなど、ディズニーランドらしいキャラクター系のアトラクションも人気があります。これらはファストパスが取れなければ当然長い時間のスタンバイになります。
これらのアトラクションは一般的に空いている時期でも60分程度は待ちます。混雑時や連休であれば、3時間待ち近くまで並ぶ場合も珍しくありません。
そんな中、基本的には収用人員の大きなシアター系アトラクションが一般的に待ち時間が少なくて済む傾向があります。例えば「キャプテンEO」、「ミッキーのフィルハーマジック」、「カントリーベアシアター」、「魅惑のチキルーム」など。
これらは一日を通じて待ち時間の変化が少なく、大幅に伸びたり短くなったりする事がほとんどありません。そのため、混雑している時にはありがたいアトラクションです。
これらは混雑している時でもさほど待たずに入る事ができます。そのため、人気アトラクションのファストパスの発券が終了し、やる事がなくなってきた時に乗るようにすると効果的です。
特にお子さん連れの場合は「待ち時間の無い場所」で遊ぶのもひとつの方法。
混雑時はアトラクションの待ち時間も長くなり、どれも長い時間並ぶ必要が出てきます。特にお子さん連れのファミリーなどにとって、なかなか長時間並べない事もあると思います。
そんな中、「待ち時間無し」、又は「少ない待ち時間(混雑時でも30分程度)」で楽しめるアトラクションや場所をいくつか下記にあげてみました。各紹介文の後ろにはその所要(体験)時間もありますのでご参考に。
アドベンチャーランド
「カリブの海賊」
混雑時でも30分程度の待ち時間。普段は5~10分程度で乗車可能。
(約15分)
「スイスファミリーツリーハウス」
待ち時間は常に「0」。じっくり家の仕組みを見ながら登ると意外に時間
を潰せる。
「ウエスタンリバー鉄道」
混雑時でも30分程度の待ち時間。乗車時間が長い(約15分)ので、
効率は良い。
「魅惑のチキルーム」
混雑時でも15分程度の待ち時間。ただし、公演時間も短い。(約9分)
ウエスタンランド
「カントリーベアシアター」
混雑時でも15分程度の待ち時間。公演時間もそれなりにある。(約15分)
「トムソーヤ島(いかだ)」
島に渡るいかだは混雑時でも15分程度。島では結構遊べるので、混雑時の
オススメ。
「蒸気船マークトゥエイン号」
混雑時でも20分程度の待ち時間、主要人員が多いので回転は良い。乗船時間
もそれなりにある。(約12分)
ファンタジーランド
「キャッスルカルーセル」
混雑時でも15分程度の待ち時間。(約2分)
「アリスのティーパーティー」
混雑時でも15分程度の待ち時間。(約1分30秒)
「ミッキーのフィルハーマジック」
混雑時でも30分程度の待ち時間。(約11分)
「イッツ・ア・スモールワールド」
混雑時でも待ち時間は少なくいつも空いているイメージだが、前年齢が乗れる
ので、一時的に混雑(30~40分程度)する事もある。(約10分)
トゥーンタウン
「ガジェットのゴーコースター」
混雑時は30分程度の待ち時間になる場合も。一台の乗車定員が少ないので
回転が悪い。(約1分)
「チップとデールのツリーハウス」
待ち時間は「0」だが、登って降りるだけ。子供もほとんど遊べない。
「ドナルドのボート」
待ち時間は「0」だが子供が常に多く、それほど遊べる場所はない。
「ミニーの家」
混雑時は簡単な入場制限がされ、待ち時間が10分程度発生する場合がある。
敷地は小さい。
「ダウンタウンの街並み」
ここは意外に小さなジョークが隠れている場所。大人も楽しめるジョークが結構
ある。(後で記事にする予定です)
トゥモローランド
「グランドサーキット・レースウェイ」
混雑時でも30分程度の待ち時間。台数が多いので回転は速い。(約5分)
ワールドバザール
「ディズニーギャラリー」
待ち時間は常に「0」。屋内なので悪天候時でもOK。人も少なく、意外な穴場。
ここで行われているキャラクターを自分で描く体験プログラム「ディズニードロー
イングクラス」(有料)を申し込めば約30分間体験できる。
…と、言った感じでしょうか。もちろん他にも待ち時間の少ないものはありますが、これらは混雑していても1時間を越える事はまずありません。ファストパスまでの時間や、空き時間に有効活用してみてください。
有料だが、パークの体験プログラムを利用!意外に楽しめます。
前述のとおり、できるだけ待ち時間の少ない&無いアトラクションを中心に回ったけど、それでもそんなにたくさんは乗れないよね…という場合もあると思います。
そんな方にオススメなのが、パークのスペシャルイベントで近年行われている「体験プログラム」を利用する事。
これはここ数年のスペシャルイベント時に行われているものですが、所定のショップなどで台紙を購入して、そこに書かれている指示に従って問題やクイズを解いていくものです。
これは時期により内容の差があるので、一概には言えませんが、実際にパークを回らないと正解がわからないものです。春のイースターではタマゴを捜したり、ハロウィーンではクイズを解いたり…と様々です。
課題自体はそれほど難しいものではなく、例えば「○○の下にある○○は何人?」と言った感じで、クイズなどを解いていき、最後に揃ったキーワードを集める…といった感じです。
問題は実際にそこまで行けば簡単にわかるもので、お子さんでも楽しみながらできるので混雑時には特にいいかもしれませんね。(難問のエキスパートコースがある場合もあり)
上と下の写真は現在(2012年9月)のハロウィーンのものです。ただ、これは季節でその内容が異なりますので公式HPなどで確認してみてください。