今ディズニーランド・シーに行く人が知るべき12の新常識。「こんなはずでは…」を防ぐ方法

ライター:
ディズニーリゾート

季節に併せて色々な楽しみ方ができる東京ディズニーリゾート。いつ行っても、誰と行っても楽しめる場所ですよね!…と言いたい所ですが、コロナウイルス感染防止による休園からの再開後はファストパスが休止され、これまでと運営方法が大きく変わっています。

更にパーク内の施設は一部が事前予約制になっていたり、ショーだけでなく、キャラクターグリーティングも抽選になっているなど、これまでとはかなり異なる運営状況になり、知らないと楽しめない事が増えています。

「え?でも、何でも並べば乗れたり体験できるんでしょ?」と言う方のために、現在のパークの状況とポイントをまとめてみました。特に「久しぶりにディズニーに行く!」と言う方はぜひご覧ください。

(1)「待てば乗れる」ではなく「待つ事ができない」

これまでのディズニーリゾートと言えば、週末や混雑日は2~3時間待ちのアトラクションがあるものの、ファストパスを取ったり、「長時間でも我慢して並べば必ず体験できる事」が多くありました。

しかし、現在はファストパスは休止(今後は有料の可能性)に変わり、「スタンバイパス」(こちらの記事参照)が登場し、それがないと対象アトラクションには乗る事ができません。

これまではファストパス発券が終了しても「何時間でも待てば乗れた」のですが、現在はスタンバイパスが無いと「並ぶ事ができない」状況で「基本的にスタンバイパスがないと絶対乗れない」ので注意が必要です。

上の写真はディズニーシーの朝の開園間もない時間の様子。人気のソアリン前の様子ですが、空いているのではなく、並ぶ事が出来ないので列ができていない状態です。「誰も並んでないから並ぼう!」ができないので、勘違いしない様にご注意を。

(2)スタンバイパスは「並べる権利」。すぐ乗れないので注意!

ファストパスに変わって登場したスタンバイパス。こちらは慣れていない方が勘違いしやすいのが、これまでのファストパスと異なり、「時間指定の乗車券ではなく、あくまで並ぶ権利が与えられたパス」であるという事。

「指定された時間になると並べますよ」と言うパスであるため、待ち時間が発生します。混雑日の人気アトラクションでは、パスを持っていても60分程度待つ事も普通にあり、ファストパスと違って「時間が読みにくい欠点」があります。

スタンバイパスは「並べる権利」これまでのファストパスの様に「指定時間=乗車時間」ではない事に注意してください。そのため、スマホのアプリで取得する際にも、「空いているからすぐ取ろう!」ではなく、次の予定との時間の余裕を持って取得する事が必要になってきます。

(3)エントリーと言う名の抽選に当たらないと絶対見られない

そして現在は各エンターテイメントも多くがエントリー方式になっています。この「エントリー」と言う言葉が更にややこしくしているのですが、実際は「抽選」です。

この「抽選」ですが、こちらに関してはコロナ休園前からありましたので、「それは知っているよ!」と言う方も多いかもしれません。もちろんハズレたら見られないのは一緒です。

しかし、例えばシーのアメリカンウォーターフロントにある「ブロードウェイミュージックシアター」で開催されている「ビック・バンド・ビート」は、ハズレでも二階席で見られたり、「並んで待てる枠」が過去にはありましたが、現在はそうしたものが一切なく、「ハズレたら絶対に見られない」状況になっています。

もちろん、この抽選は「最低何かひとつは当たる」という保証はなく、一つも当たらない事も普通に起こる状況です。

(4)抽選に当たらないとキャラクターに会えない

ミッキーマウスご紹介したエントリー(抽選)ですが、気を付けたいのが「対象はアトラクションだけではない」という事。現在は、専門の施設で行われるキャラクターグリーティングも抽選の対象となっています。

そんな中、一番怖いのはこちらももちろんハズレたら、「そのキャラクターには絶対に会えない」という事。もちろん、ショーやパレードでその姿を遠目から眺める事はできますが、いわゆるグリーティングをする事はできません。

キャラクターグリーティングも抽選の対象上の写真の様に、全てのキャラクターグリーティングにハズレてしまう事も珍しくありません。「乗り物が苦手でキャラクターに会いたい!」という方でもこういった状況が十分ありえます。

また、例えば悪天候等でパレードや屋外のショーが中止になってしまった場合、最悪、「ディズニーランド(シー)に来ているのにミッキーの姿を一度も見る事ができない」という事がごく普通になっています。

キャラクターグリーティングも抽選の対象更に現在はコロナ感染予防の一環から、キャラクターとゲストは一定の距離を取ってのグリーティングになります。直接触れ合えず、写真も距離を取っての撮影になっています。

(5)開園時間前にオープンしている事が多い

開園時間前にオープン意外に知られていない大きなポイントが、公式ホームページなどに記載されている通常の開園時間よりも早めにパークがオープンしている事がほとんどとなっています。

特にディズニーシーは9時開園の日でも、8時30分にはオープンしている事がほとんど。開園時間に合わせて行ったら既に開いており、多くのゲストが既に入園済みだった…と言う事が当たり前になってきています。

もちろんスタンバイパスやエントリーもスタートしており、開園してからゆっくりインしたら、既に発券が終了していた…と言うケースも実際に普通にあります。

入園待機また、現在は入園ゲート前の人の密度を減らすため、上の写真の様に隣接の立体駐車場の1階部分をゲストの入園待機列として使う事が通例になっています。

列の最後尾が非常にわかりにくくなっているのでこちらも要注意です。

(6)ショーやパレード等は「短縮版」で開催

現在はコロナウィルスの影響で、ショーやパレードなどのエンターテイメントがほとんど行われていない、又は登場キャラクターやダンサーがいない・少ない等、縮小版で実施されています。

例えば、ランドの昼間のレギュラーパレード「ドリーミング・アップ!」では、フロートとフロートの間に入るダンサーがほぼカットされた「短縮版」での運営になっています。

通常版はドナルドとデイジーがひとつのフロートに同乗。

また、キャラクターも通常時より減らされての実施のため、例えば通常公演版では先頭のフロートに「ミッキーとプルート」が乗っていましたが、現在はミッキーだけになっています。

他にもドナルドダックとデイジーが同じフロートに乗っていましたが、現在はドナルドだけでデイジーの出番が無いなど、その演出に差があります。(他のフロートも同様)

現在の短縮版はドナルド1人のみ

もちろん他のショーやパレードも同様で「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」なども短縮版になっています。

公式サイト上には「※健康と安全のための対策として演出方法の一部を変更しております。」と記載がありますが、詳しくは書かれていないので、お目当てのキャラクターがいる場合は注意が必要です。

(7)ワゴンゲームやショップも予約が無いと入れない事も

それぞれのパークにある有料のワゴンゲーム、ランドでは「ジャングルカーニバル」、シーでは「アブーズ・バザール」でも、現在はスタンバイパスの取得が必要になっています。

アトラクションでもショーでもないので意外にご存知ない方が多いかもしれませんが、こちらも先着順。パークオープン後、どんどん無くなっていきますので入園後には早めに取得しましょう。

ジャングルカーニバル特に「ジャングルカーニバル」はゲームが二種類(丸太投げとボール転がし)あるので、両方体験したい場合は「それぞれの取得」が必要です。(「アブーズ・バザール」のゲームは一種類)

もちろんこちらもスタンバイパスを取得しないと体験する事はもちろん、並ぶ事もできませんのでご注意を。

また、近年はパーク内のショップであっても、人気商品の発売日等にスタンバイパスが必要になる事が良くあります。こちらも公式サイトなどで事前にチェックしておきましょう。

(8)レストラン予約していてもその時間に入れない場合も

レストランの事前予約ができる「プライオリティシーティング」。元々こちらはあくまで「その時間帯の優先予約」であって、時間ピッタリに入れる予約ではありません。

しかしながら現在は感染予防で席数制限もあるため、コロナ以前の通常時以上に待ち時間が発生しています。これは現在各レストランも営業時間が短縮されていたり、スタンバイパスやエントリーはずれ等の影響で、ゲストの滞在時間が長めになっている事もあると思います。

プライオリティでせっかく予約をしていても、時間が迫って急いで食事をしなければならない…と言った状況にならない様、その後の予定は余裕を持っておいた方が良いでしょう。

また、プライオリティ対象レストラン以外でも、現在は席の間に感染予防のアクリル板がしっかりと入っているため、お互いの会話がほぼ聞こえない状況になっています。

感染予防のためには「黙食」が基本ではありますが、食事しながらの会話が実質できないと思っておいた方が良いと思います。

(9)イベントグッズが売っていない

2021年は東京ディズニーシーの20周年のアニバーサリーの年。本来であれば華々しい様々なイベントやエンターテイメントが実施されていたと思われます。

残念ながらコロナウイルスの影響でかなり縮小されたアニバーサリーとなってしまいましたが、更に現在は20周年の記念グッズなどがほぼ全て販売していない状況です。

発売後まもなく売り切れてしまった20周年記念グッズ(一例)

もちろんイベント当初には多くの商品がありましたが、現在は物流の停滞の影響なのか、追加販売や在庫の補充が出来ていない状態です。

20周年グッズに関わらず、例えばクリスマスのグッズもすぐに品薄状態になり、ほとんど再販されない状況が続いています。また、再版されてもすぐにまた無くなるという状況が近年では多くありますので注意が必要です。

更にこちらでもご紹介した様に、現在はパーク内でお菓子が販売されていない状態でもあります。思う様に買いたいものが買えない…と言う場合もあるのでご注意を。

(10)クローズ施設が多い&営業時間が短縮

パークの楽しみの一つでもある食事。季節やそのテーマエリアに応じたフードやレストランで楽しむのもいいですよね。しかし、注意したいのはレストランやフードワゴンの営業時間。

これまでのパークでは、パークの開園時間と同時にほぼ全ての店舗が開いていると言ってもいい状況でした。しかし、現在はパークの営業時間に関わらず、短縮営業又はクローズしているレストランなどが多い事。

いつもの「いつでも買える」の感覚で動いていると、まだ開いていなかったり、予想外に早い時間に閉まってしまった…という事もあります。

一つ例をあげるならば、シーのロストリバーデルタにある、ユカタンソーセージドッグを売っている「エクスペディション・イート」。こちらは「9:30~15:00」の営業時間となっています。(2021年12月20日現在)

緊急事態宣言の解除後に、徐々に営業時間は伸びてきたり、閉まっていた店舗も開くようになりましたが、それでもまだまだ短縮営業が続いています。

「ランド(シー)に来たらやっぱりこれ!」と言ったフード、チュロスやギョウザドック、チキン…と色々ありますが、楽しみに行ったら閉まっていた…という事が無い様に事前に営業時間はチェックしておきましょう。

また、怖いのは食べ歩きフードならまだ良いですが、夜には早めに閉まるレストランもあるので、当然その時間帯が混雑してきます。その結果「夕食が食べられなかった」という事も実際にありますのでご注意を。

(11)予約していても何かを諦めなければならない事がある

これまでご紹介してきたアトラクションやショー、ショップなどについてですが、事前にしっかり調べて、朝早めに入園、効率よくスタンバイパス取得、時間も考えてエントリーもそれなりに当選、レストランも予約でバッチリ!

…と、思うかもしれませんが、ここで注意したいのが、あまりキッチリ予定を組み込み過ぎると、何かひとつの予定が遅れた場合、一気にすべての予定が変わってくる可能性があるのです。

ご紹介した様に、スタンバイパスも「並べる権利だけ」でその時間にすぐには乗れません。人気のソアリンはパスを持っていても60分待つ事もありますし、ワゴンゲームの「アブーズ・バザール」でも筆者は50分並んだ事も実際にあります。

ここでお伝えしたいのは、もちろん予約や取得したスタンバイパスやエントリーは全て体験したいですが、現実的に色々迫る時間の中で、何かを諦めなくてはならない場合が出てくる事もあるという事です。

もちろん取得したパスや当選権利は他の方に譲渡はできません。更に無駄にしてしまえば、他の方が使えた権利を無駄にしてしまう事にもなりますので、極力そうならない様に動くのが理想です。

しかし、現在のパークはスタンバイパスやエントリーが多ければ多いほど、予定がかなり厳しくなります。それを念頭に考えた上で計画を立てて、無駄のない様に動けると良いですね。

(12)入園して「やりたい事が何もできない」も普通にある

ディズニー 混雑

そして、厳しい言い方かもしれませんが、最後に一番覚悟して欲しい事がこれです。混雑をあおる目的や、決して大げさに言っている訳ではありません。

ご紹介した様に、現在のパークはミッキーに会いたくても抽選にハズレたら、絶対に会えません。ソアリンに乗りたくても早めに入園してスタンバイパスを取れなければ絶対に乗れません。

せっかく久々に行くパーク。「ソアリン」や「美女と野獣」にも乗りたいし、ショーも見たい…!しかし、少し遅れて入園したらスタンバイパスはもう終了、エントリーも全てハズレてやる事が無くなってしまった…そんな事が普通にあり得るのです。

コロナ休園前のパークでは、「やりたい事を絞って、とにかく長時間我慢して待てば、何でもできた状況」でした。しかし、現在はパークの状況を熟知して、今どんなものがどんな状況なのか…を詳しく熟知している、いわゆるDヲタ(ディズニーオタク)でさえ、一日上手く過ごす事が難しくなっているのが現状です。

あまりネガティブな考え方ばかりではせっかく楽しいディズニーパークもつまらなくなってしまうかもしれませんが、重要なのは、そうした厳しい状況になる事も覚悟していく事、そうなっても他で楽しめることを探しておく事だと思います。

もちろん、それでも楽しい事、楽しめる場所がたくさんあるのも東京ディズニーリゾートの魅力。そんな時だからこそ、普段はあまり見ないような場所、行かないような場所を散策してみると、今まで気が付かなかった楽しみ方が見つかるかもしれませんね。

皆さんが行かれる時は素敵な滞在になりますように…!

(※本記事の内容は2021年12月下旬の内容です。パーク・施設等の運営時間は随時変更されていますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。)