【ディズニー】後列パレード待ちの子ども「全然見えなーい!」母親がとった行動は?

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10月の3連休は年パス除外日。その影響もあって、東京ディズニーランド・シーでは子供連れのファミリーの姿が多く見られました。

そんな中、東京ディズニーランドで行われるパレード待ちのときに、あるお母さんのとった子供への対応が素晴らしかったという目撃ツイートが話題となっています。

時すでに遅し!パレード観覧席には隙間なし!

ケリー遠山さん (@disney24_kaori)のツイートによると、 その目撃シーンは今秋大人気ディズニーハロウィーンパレード「スプーキーBoo!」を待っているときのことでした。

子供の訴えに同情の余地もなく、その子のお母さんは「近くで見たい」という子供の訴えを一蹴。

その一言は非常に説得力のあるものでした。

おそらく、状況を理解した周辺ゲストの方々も、「仕方ないよね。」と、心の中でそう思っていたことでしょう。

場所を譲ろうとする優しいゲストさん。そこでお母さんがとった対応は

そのお子さんを気の毒に思ったのか、前方にいるゲストがそのお子さんを気遣います。

そして前方の席をお子さんに譲ろうとお母さんに声をかけました。

お母さんは「ご厚意は嬉しいのですが、」と感謝の気持ちを表し、丁重にお断りの旨を伝えた上で、「甘やかしたらルールやマナーを守れない子になるので大丈夫です。」と返答します。

しかし、そのお母さんは厳しいだけではありませんでした。

また、スプーキー”Boo”のパレードが終わったあと、「○○ちゃんが乗りたがっていたプーさん観に行こうね!」とお子さんに優しくフォローされていたそうようです。

終始一貫して厳しい姿勢でいたお母さん。あなたはどう思いますか?

このお母さんのとった対応にツイッターでの反応は、

・子供の将来のためと思ってのこと。厳しさの中にも優しさがある。
・厳しいけれど、正論なので仕方がない。
・ただ叱るだけでなく、みんな長い時間待っているんだからと、周りの人たちのことも考えさせることが良かった。
・叱られている理由を説明しているのがいい。
・受け入れている子供もえらい。
・夢の国であっても、例外なくルールや決まりを叩き込む姿勢が素晴らしい。
・これこそ教育だ。

という好意的な意見が多く見られました。

中には、「厳しすぎる」「子どもに夢を与える場所なのに」「譲ってもらう経験をして、大人になったら同じように子どもに譲れるような教育もいいのでは」「日本は子どもに非寛容。アメリカなら常に子どもファースト。大人が最前列で子どもが見れないなんてあり得ない。」などと言った意見もあるかと思いますが、個人的には今回のお母さんの行動は素晴らしいものだと思います。お子さんも多くのことを学んだのではないでしょうか。

ディズニーであろうと、なかろうと、このお母さんのような立場にあったとき、皆が皆とっさにこのような毅然とした態度でいることができるでしょうか。

ましてや、特別な旅行であるディズニー。我が子に良い思い出を作って欲しいという気持ちは大きいと思います。

おそらく、このお母さんは、周囲の方に対しての配慮や物の道理について、日頃からお子さんに教えているからこその行動だったにちがいありません。

見習いたいと思うー場面でした。

お互いを思いやる行動は連鎖する

「類は友を呼ぶ」のように、人の良い行動や言葉は周囲の人間に伝わっていくもの。

今回のように、パーク内でゲスト同士のマナーや気遣いに溢れる関わりが見られると、ディズニーに来てよかった、と思う気持ちも倍増しますね。

特別な場所での特別な気配り。簡単なことではないですが、ディズニーに限らず、心げなくてはと思った出来事でした。

執筆協力:ケリー遠山さん (@disney24_kaori)

ABOUTこの記事を書いた人

ディズニーブログ「TDRハック」のファウンダー&ディレクターです(2012月5月〜)。ディズニーリゾート、ディズニーの世界の魅力を伝える記事を執筆しています。

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