
12月22日のナウル共和国政府観光局が発信したツイートが、ディズニー界隈を中心に注目を浴び話題となっています。一体どのようなツイートなのか、なぜ話題になっているのかを解説します。
この記事のもくじ
明らかにディズニーキャラクターの模倣版
常夏の国ナウルでもクリスマスシーズンが始まっています😊
ナウルにもクリスマスがあることを知っていただいてありがとうございます🎄 pic.twitter.com/zcCF28Yzfc
— ナウル共和国政府観光局(公式) (@nauru_japan) December 22, 2022
先日、ナウル共和国のシッピングモール等と思われる屋外施設にてクリスマスイベントが開催されていました。
子どもたちが広場に集まって着ぐるみたちと写真撮影をしていますが、後ろにいるキャラクターが…完全にミッキー、ミニー、ドナルド、グーフィー、プルートのパクリではないか?と話題になっています。
SNSの反応として「すごく穏やかな気持ちになれます」とポジティブなリプライを送った方もいれば、「中国のかわいくないミッキーに似ている」や「キャラクターが怖い」などの批判的な意見もありました。
また、ディズニーに無許可でキャラクターに類似した気ぐるみを着ている点を「著作権的に大丈夫なの?」「版権大丈夫?」と指摘するユーザーも多く目立ちました。
ナウル共和国のクリスマスイベント
【速報】
大統領主催クリスマス会開会 pic.twitter.com/bfDtPnBhDY— ナウル共和国政府観光局(公式) (@nauru_japan) December 17, 2022
ちなみにナウル共和国では、先日大統領主催のクリスマスパーティーを開いた様子をTwitterにて公開していました。そのため、ナウル共和国では元々クリスマスを盛大にお祝いする文化があると予想できます。
楽しいクリスマスを過ごすこと自体は問題ありませんが、万が一ウォルト・ディズニー社の目に行き渡った場合は、Twitter投稿削除に留まらず気ぐるみ処分などの要請がおこなわれる可能性が高いです。
2023年に著作権が切れるミッキーマウス

(c) Disney
著作権といえば、米国ではミッキーマウスとミニーマウスの著作権(「蒸気船ウィリー」に登場のもの)が2023年末で切れるとのことで話題になっています。
くまのプーさんはすでに一足先に著作権が切れ、同様にドナルド・ダックも2029年に著作権が無効に。
今回のナウル共和国の著作権問題に対して不安の声や疑問の声をあげるTwitterユーザーも多くみられましたが、今後続々とディズニーキャラクターの著作権が切れます。
国によって法律が異なるので、一概には言えませんが、基本的には著作権が切れたキャラクターはある程度自由に利用可能となるので、ディズニー界隈に少なくない影響を及ぼすことが予測されるでしょう。
今後のウォルト・ディズニー社の対応はどのように変化するのか?注目したいところです。