2023年11月8日から始まった、東京ディズニーリゾートのクリスマスイベント。ショーやパレードだけでなく、両パークで様々なフードや飲み物も登場しています。
この時期ならでは…のクリスマスらしいメニューもたくさん登場!…そんな中、ちょっと話題になった面白いフェイクフード(?)が1つあります。
今回はそんな「まさかのメニュー」をご紹介します。
この記事のもくじ
「カフェ・ポルトフィーノ」のあるメニューが話題
東京ディズニーシーの玄関口であるメディテレーニアンハーバーにあるレストラン、「カフェ・ポルトフィーノ」。
パークの入口にも近く、営業時間も長い為、お世話になる機会も多いレストランです。
毎回季節のスペシャルイベントに合わせたメニューが登場するこちらのレストランですが、今回登場したのもクリスマス限定のメニュー、「スペシャルセット」¥3,300。
こちらのセットについてくるデザートの「ケーキ」がSNSでちょっと話題になりました。

まずはこちらの「スペシャルセット」の内容は…
・白インゲン豆とポテトのスープ、トリュフ風味
・コーヒー風味のローストビーフ アーモンド&ヘーゼルナッツソース、野菜とチーズのオーブン焼き付き
・パンまたはライス
・ミックスベリーロールケーキ
白インゲン豆とポテトのスープはトリュフが香り、意外とボリューム感があります。オーブン焼きのチーズも野菜盛りだくさんで意外と食べ応えがあります。
そして定番のローストビーフは、コーヒー風味の味付けとアーモンド&ヘーゼルナッツソースが特徴。そしてデザートはクリスマスキャンドルがイメージされたロールケーキです。
何が話題になったの?
今回の話題となったのは、このスペシャルセットに付いている、デザートのケーキ。ご覧の通り、ロールケーキをキャンドルに見立てた可愛らしいケーキです。
しかしこちらのケーキ、一見すると、「普通にイチゴが乗っているケーキ」に見えるのですが、ちょっと意外なサプライズが隠れています。
まず裏側を見ると、上に乗ったイチゴは一粒ではなく、半分にカットされています。
あれれ、そんなに節約しなくても…?なんて感じますが、実はそこだけではありません。実はもう一段階、驚きが隠されています。
なんと果実ではなく、チョコレート
こちらのケーキですが、実はこのイチゴ、見た目の普通の「果実のイチゴ」と思いきや、実は「イチゴのチョコレート」なのです。
これを受けて、ネットやSNSでは「騙された!」や「経費削減なの?」、「3,000円以上もするのに普通そこはイチゴでしょ?」といった様々な意見などでネットで話題となりました。
公式のメニューにはしっかりチョコレートの表記が

画像は公式サイトより引用
そんなこちらのメニューですが、「悪くは無いけれどちょっと騙されている感も…?」と言った意見も多く見られます。
しかしながら、実は公式サイトで紹介されているメニューには、しっかりと「イチゴに見えるトッピングはチョコレートで、遊び心のある一品です。」との記載があります
ただ、現実的にはなかなかそういった細かな文字まで調べてメニューを選ぶ人はあまりいないため、「ちょっとしたサプライズ(?)」に皆さん驚かれている様子ですね。
オリエンタルランドはイチゴ農園も持っている

画像は公式サイトより引用
そんな中、余談ではありすが、東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは、実は、「自社のイチゴ農園」を持っています。
【参考】
オリエンタルランド専用農園 弟子屈(北海道)、北杜(山梨県) (castingline.net)
株式会社オリエンタルランド 弟子屈農園 竣工から5年が経ちました | トピックス | トピックス | 株式会社オリエンタルランド (olc.co.jp)

画像は公式サイトより引用
この農園で、2016年から同社グループで使用するイチゴの自社生産を開始し、例年約30t程度の収穫があります。
そんな面から、パーク内では比較的イチゴを使ったメニューが多い部分もあり、先入観も手伝って今回も本物のイチゴではなかったと言う所がちょっと話題となっています。
そんな今回のメニューですが、パーク側としては、もちろん騙す意図があった訳では無く、しっかり記載もあるものですが、「ケーキの上にはイチゴ」と言う私達の先入観からなのか、ちょっとした話題になったようです。
そんな話題のケーキですが、実際にはクリームたっぷりで、中にはいちごペースト、周りには「雪」を模した、ホワイトチョコがちりばめているなど、セットについてくるデザート(単品でも購入可能です)としては、なかなか美味しくて満足度の高いものだと思います。
もちろん他にも様々なメニューが登場しているクリスマスのパーク。こうした小さなサプライズや工夫も併せてじっくり味わいたいものですね。