
読売新聞社の報道によると、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、来年4月以降の入園料を据え置く方向で調整に入ったようです。
3年連続の値上げがついにストップ
オリエンタルランドは2014年より毎年4月に入園料の価格改定として値上げを行ってきましたが、来年度の値上げはしない方向のようです。
報道によると、値上げ見送りの理由として、(1)入園者数の伸び悩み、(2)消費における節約マインドが強いためとしています。
現在の入園料は以下の通りです。
ワンデーパスポート
18歳以上 :7400円
中学生・高校生:6400円
幼児・小学生 :4800円
年間パスポート
2パーク年間パスポート
大人(12歳以上64歳以下):93000円
1パーク年間パスポート
大人(12歳以上64歳以下):63000円
来年度以降は、2020年に向けてパークの大規模開発も進み、利用できるアトラクションにも影響が出そうですので、そんな中での値上げは厳しいと判断したのでしょうか。
とはいうものの、今回の値上げなしの報道は、まだ正式な決定ということではありません。仮に報道に反して値上げがされることとなれば、2月のプレスリリースで発表されることになります。プレスリリースがなければ胸を撫で下ろしていいということになりそうです。
価格に見合った体験価値をしっかり提供できると判断したタイミングでないと、さらなる値上げは利用者の理解を得るのが難しいかもしれませんね。