東京ディズニーシー開演20周年を記念して、2022年4月1日〜9月3日まで公演されているハンガーステージのショー「シャイニング・ウィズ・ユー」と、東京ディズニーランドのショーベースで開催されているショー「クラブマウスビート」。
これまでは初回のみ自由席、2回目以降は全席抽選でしたが、7月1日から全回全席抽選となり話題になっています。
この記事のもくじ
シャイニング・ウィズ・ユーとは
ディズニーシーの20年の軌跡を、キャラクターたちのパフォーマンスと映像で振り返る、ハンガーステージのショー「シャイニング・ウィズ・ユー」。
抽選に当選する確率は決して高くなく、さらに公演期間が4ヶ月と短いこともあり、連日開園待ちの長蛇の列ができていました。パーク開園から10分後には定員に達し、ラインカットになる日も。
「朝6時半にパークに到着したが、並べたのはラインカットギリギリ直前だった」という声もありました。
しかし6月30日、突然公式サイトで「すべての公演回において、エントリー受付が必要に」とのアナウンスが。公演終了まで残り2ヶ月。これからどのように変わっていくのでしょうか。
クラブマウスビートとは
2021年7月から「ワンマンズ・ドリームII -ザ・マジック・リブズ・オン-」の後継として始まったスタートした、「クラブマウスビート」。
他のショーではなかなか見られないキャラクターが出演するほか、ダンサーさんも魅力的なのがポイント。
「シャイニング・ウィズ・ユー」ほどではありませんが、初回の自由席は満席の日も多く、スタートから1年たった今も人気のショーです。
Twitterでは悲鳴が
あまりに突然の発表に、Twitterでも悲鳴があがっています。
特に「シャイニング・ウィズ・ユー」を確実に観覧するためには、かなり早い時間にパークにいく必要があり、そのためにホテルを取ったという方もいらっしゃいました。
シャイニング初回見るためにホテルとってたのに全部抽選は酷すぎwwwwwwなんでオリエンタルランドっていつも急なのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
— 指差呼称 (@ikirumuzukashii) July 2, 2022
シャイニング初回並ぶために明日ホテル取ってあるのに、いきなりこんなこと告知されても困るんだけど。 pic.twitter.com/8gbs3ITejU
— 雪光-SnowLight-🌙💜 (@YuKimitsuDisney) June 30, 2022
突然の変更の理由は?
公式から詳しい理由の発表はありませんが、連日の猛暑が影響していると考えられます。
最近は、ショー自体が熱キャン(猛暑によるショーのキャンセル)になる日も少なくなかったとか。
それほどの炎天下、長時間ゲストを屋外の列で待機させるのは熱中症患者が続出するリスクもあります。突然のこととはいえ、やむを得ない対応だったのではないでしょうか。
ビッグバンドビート、マジカルミュージックワールドは
ちなみに「ビッグバンドビート」「マジカルミュージックワールド」は、初回自由席の日がまだあるようです。(7月3日現在)
この二つはシアター内での待機もできることから、変わらず初回自由席なのかもしれません。
ただ公式サイトでは、あくまでも「クラブマウスビート」「シャイニング・ウィズ・ユー」と同様に、「状況により自由席を設ける場合があります」との説明のまま。「ビッグバンドビート」「マジカルミュージックワールド」も、これから初回抽選の日が増えていく可能性もありそうです。
抽選についての意見
ここからは筆者の個人的な意見になるのですが、全席抽選というのはショー・パレード派にとってはあまりに辛い宣告。
公演期間の短い「シャイニング・ウィズ・ユー」に至っては、もう観られずじまいになる可能性すら出てきてしまい、かなり落ち込んでいます。
ショー・パレードはどのゲストも観たいものという前提がありつつも、やはり「当たったけど観ないゲスト」と「このショーを観るためにきたゲスト」とでは、温度感に差はあります。
後者の立場からすると、せめて空席分の再抽選やキャンセル待ち制度、あるいはDPA(詳しくはこちらの記事『有料FP「ディズニー・プレミアアクセス」使い方の基本・注意点・知っておいた方が良いこと』へ)のようにお金を払えば見られる制度など、「救済措置」がほしいところですね。