コロナ禍のディズニーランド・シーですが、オンラインチケットの販売数が限られているため、販売サイトが繋がりにくい状態が続いており、チケットの希少価値が高まっています。
そして、またか、という感じではありますが、転売と見られるチケット販売がオンラインで横行しています。詐欺の特徴は?
この記事のもくじ
チケット流通センターでディズニーチケットが人気商品に
チケットの再販売が可能なチケット流通センターで、ディズニーチケットと検索すると、7月以降の日付指定券のチケットがズラっと出てきます。
価格は定価の2倍以上で取引されているものもあります。すでに取引が開始しているチケットも多くあります。
取引方法は、QRコード画像を送る形です。
7月1日は特に需要がとても高くなっています。
プロの転売屋はBOTなどのプログラムを使ってオンラインでチケットを購入しますから、とてもかないません。
チケット購入にかかる時間を考えたら手数料と考えて倍払ってでもいきたい!!と考えてしまうのも分からなくはないですが、冷静になりましょう。
詐欺に注意
オンラインチケットの転売は、QRコードの受け渡しにて行われますが、このQRコード、先に使われたらアウトです。
1枚の画像で複数の取引を行うことだってできてしまうわけです。
また、ディズニーはチケットの転売行為を禁止しています。
「営利目的での不正な転売が確認された場合、該当チケットを無効化する。」というポリシーです。
SNSなどでの転売は詐欺の可能性が
SNSなどで、「チケットお譲りします」と書き込み、現金を振り込ませる詐欺も発生しています。
容疑者は、「転売でチケットは後ほど入手する予定だった」と詐欺容疑を否認していますが、SNSでのやりとりはやめましょう。
メルカリも注意
メルカリでもオンラインチケットの出品が目立ちますが、メルカリでは、物品ではないものは全て出品違反です。
出品者は、「チケットのQRコードを送るのでメアドがLINEを教えてください」としていますが、明らかな出品違反です。見かけたら通報ボタンを押していきましょう。
「都合が悪くなったので、定価で販売」という出品が多いですが、気をつけましょう。
メルカリにて、購入希望のユーザーがコメント。他のユーザーからこんなやりとりが。
メルカリユーザーの皆さんもとても優しい方が多いですね。
オンラインチケットは譲渡禁止
とにかく、チケットの規約では、譲渡禁止です。金銭の授受が発生しなくてもダメということですので、気をつけましょう。
オンラインチケットは、購入後都合が付かなくなっても変更手続きが可能。
規約を違反してまでも出品者が販売したい理由は?を考えましょう。