東京ディズニーランド・ディズニーシーに導入された有料予約「ディズニー・プレミアアクセス」ですが、本日が導入後最初の週末ということで、どのように運用されるのか注目が集まっていました。
蓋を開けてみると、本日21日土曜日のディズニーシーでは10時台でまさかの売切れ・発券終了。そんなディズニーシー&ディズニーランドの様子、DPAの運用状況やポイントについてレポートします。
この記事のもくじ
初の週末、有料FP「プレミアアクセス」早くも売切れ
21日の土曜日ですが、ディズニーシーでは、ぐずついた天気ながらも開演直後からソアリンの列が伸び、10時30分ごろにはスタンバイ160分待ちという状況でした。
スタンバイ160待ちなら、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)の本領発揮、ここで使わない手はない!しかしながら、10時50分の時点で販売終了というまさかの事態に。
プレミアパスをアプリから購入しようとしても、「取得できません」の文字が表示され、販売終了となったことが分かりました。(普通なら「取得できません」でなく、「2,000円/1人」のボタンが表示されます。)
ディズニーランドもDPA売切れ
また、ディズニーランドではプレミアパス対象アトラクションは「美女と野獣“魔法のものがたり”」となっています。
こちらも同日、最長200分待ちを記録しており、午前中にプレミアパスは販売終了との情報です。
そんなに早く売り切れならプレミアアクセスの意味は…?
天気が良くなかったということで、プレミアアクセスの売れ行きが良かったのか、まさかの10時台の売切れ。
10時半入園のゲストはおそらく大部分の方が購入できなかったと思います。12時入園はなおさら、買えた方はゼロでしょう。
「これではファストパスやスタンバイパスと変わらない(結局朝早く取得する必要あり)」
「プレミアアクセスにも売り切れとかあるのか。絶対買えると思ってた」
「売切れ早すぎ。もっと強気の値段設定で良かったのでは」
「DPA、無制限に発行しないことが分かった。何枚くらい販売しているのだろう」
など、さまざまな声がSNS上で集まりました。
DPA売切れから分かること、議論のポイントは
プレミアアクセス運営の初の土曜日ということで、色々なポイントが見えてきました。
まず、単純にプレミアアクセス割り当て分(発行量)を増やすと、その分スタンバイが長くなるということで、DPAはまさに「諸刃の剣」ということ。
そして、DPAの供給量は決まっており、土日や混雑日は早めに売り切れる可能性があります。
しかしながら、最初の週末ということで様子見で試しに少なめに発券した可能性も考えられます。
これまでの運営状況を鑑みると、プレミアアクセスはまさに有料のファストパスです。(DPA販売終了後、状況に応じて再販売ありという情報もありますが、まだ確かなことは不明です。)
今後、収益重視に偏ると発行数だけ増えていく危険、そして、売れ行きによってはDPA対象アトラクションの拡張、そして値上げなんてことも?
いずれにせよ、需要が高いことは証明され、短期的には利益は上がっていくと思われます。現にDPA導入開始の報を受け、(急落していた)オリエンタルランドの株価も上昇しています。
今後、どのような傾向になるのか、プレミアアクセス攻略記事をお届けしていきますのでお楽しみに!