40周年イベントが開催中の東京ディズニーリゾート。魅力はたくさんありますが、やはりアトラクションに数多く乗りたいですよね。
そんな中、この夏限定でファストパスの代わりとなる「東京ディズニーリゾート 40周年記念プライオリティパス」の導入が発表されました。
これまでのファストパスに代わる制度。一体どういった内容なのでしょうか?
この記事のもくじ
「40周年期間限定」のファストパス
今回発表された「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」は、40周年期間だけのファストパスと言えるもの。
両パークの一部アトラクションを短い待ち時間で楽しめる、有料ではなく「無償」のチケットです。
パーク入園後に東京ディズニーリゾートアプリから、体験したい対象施設を選択して取得することができるサービスです。
現在、「ディズニー・ファストパス(以下、ファストパス)」は廃止とはなっていませんでしたが、看板などが撤去されたりしていたため、「実質的に廃止」となっていました。
そして今回の発表を受けて、「ファストパスは正式に終了」となりました。
導入時期は今年「2023年の夏」から
発表された内容によると、導入は「夏季導入に向けて準備を進めており、導入日については決まり次第お知らせいたします」となっています。
特に夏の暑い時期に屋外で長時間待ちするのは非常に大変ですので、とてもありがたいサービスですね。
💡ニュース💡
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでは、7月21日~8月28日の夏の期間、2日間連続でパークにご入園いただける「サマー2デーパスポート」を販売します。
対象のチケットは5月29日から販売を開始します。くわしくはこちらhttps://t.co/GGyS71wEtI pic.twitter.com/64nraODoSs
— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) May 18, 2023
同発表には「パーク体験の選択の幅が広がるこのサービスをご利用いただくことで、他の体験に費やせる時間が生まれ、祝祭感あふれるパークでの滞在を思う存分お楽しみいただけます」との記載があります。
既に発表されている、7月21日~8月28日の期間に2日間連続でパークに入園できる「サマー2デーパスポート」と併せて、この夏は文字通りディズニーが熱くなりそうです。
対象のアトラクションに注意!
ただ、注意したいのは、これまでのファストパスのように「人気アトラクションが全て対象ではない」という事。
発表されている対象アトラクションは下記の通りです。
≪東京ディズニーランド≫
スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
スペース・マウンテン
バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
ビッグサンダー・マウンテン
プーさんのハニーハント
ホーンテッドマンション
モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”
≪東京ディズニーシー≫
アクアトピア(夏のびしょ濡れプログラム限定:2023年9月6日(水)まで)
インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮
海底2万マイル
タートル・トーク
ニモ&フレンズ・シーライダー
マジックランプシアター
レイジングスピリッツ
上記以外の下記の人気の「ディズニー・プレミアアクセス対象アトラクション」は除外となっており、並ぶか有料で購入して楽しむことになりますのでご注意を。
≪対象外アトラクション≫
美女と野獣“魔法のものがたり”
ベイマックスのハッピーライド
スプラッシュ・マウンテン
ソアリン:ファンタスティック・フライト
トイ・ストーリー・マニア!
タワー・オブ・テラー
センター・オブ・ジ・アース
今後、レギュラー化していく可能性も
明確な期間の定めは無いですが、「期間限定」として復活した、実質的なファストパスとなる、プライオリティパス。
今回の導入は、今後の需要などを見ながらどういった運用をしていくかと言うテストケースのような気もいたします。
それらの状況次第では今後もこの制度はレギュラー化していく可能性が高いと思われます。
また、今回は対象にはなっていませんが、今後は有料のプレミアアクセスも含め、ショーやエンターテイメントなどにも「抽選以外の自由席」などには順次導入されていく可能性もあるのかもしれません。
いずれにせよ、久しぶりに復活したファストパスに変わる「プライオリティパス」。
コロナウイルスによる休園から、様々な制限運営の中だったパークがやっと色々戻ってきた感じがしますよね。今後どのように発展していくのか、非常に楽しみです。