9日、オリエンタルランドはディズニーランド・シーの休園を再延長し、5月中旬までの休園が決定しました。
新型肺炎で再開園の見通しが立たないディズニー
3月月末のプレスリリースでは、4月20日まで休園としていましたが、新型コロナウイルスの拡大、緊急事態宣言の発令などを受け、5月中旬までの休園を決定。
具体的な開園日は示すことはせず、5月中旬に状況を見て判断するとしました。
イースターイベントは例年4月から6月上旬までの特別イベントですが、今回の休園措置を受け、イベント自体の開催も危ぶまれています。
テーマパークという性質上、密集地帯を避けることが難しく、新型肺炎の拡大の懸念がある状況下のオペレーションは極めて難しいです。
新型肺炎の事態が収束したら再開という公算が高いのではないでしょうか。そうなると、休園期間は全く目処がつかないことになります。
ビジネスモデルの転換は
ディズニーランド・シーも、オンラインで楽しめる有料コンテンツを提供するなど、ビジネスモデルの転換が必要な時期に来ていると感じます。
有料でなくとも、Youtubeなどで過去の動画コンテンツを配信するなどして広告収入を得るという手段もあります。すでにこういった案は考えられているかもしれませんが、事態の収束が見えない今、柔軟に対応する必要があるような気がします。
オリエンタルランドは、業績への影響で開示すべきことが出てきた場合は、速やかに告知するとしています。