今年度開始予定の新ハーバーショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」のリハーサルの様子を映したツイートが、徐々に増えてきています。
ハーバーに浮かぶ巨大な装置に、凄まじい光量のライト。そしてホテルミラコスタの壁面への、超巨大プロジェクションマッピング。
新しいショーは、私たちにどんな冒険とイマジネーションを見せてくれるのでしょうか。
この記事のもくじ
「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」とは?
「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」は、「ファンタズミック!」の後継にあたる、夜のハーバーショーです。
公式サイトによれば「夢見ることや信じ続けることの大切さをたたえる壮大なエンターテイメント」とのこと。「ファンタズミック!」を彷彿とさせるイマジネーションあふれるテーマに、今からワクワクがとまりません。

※画像は公式サイトより
公式サイトでは2021年度に導入予定と記載がありますが、その後の決算説明会にて、2023年3月度(2022年度内)に延期するとの発表がありました。
中央には巨大パージと、さまざまな形のパージ
ショーのメインステージとなる中央パージはかなり変わった形。傾きの変わる円形のライトが二つに、その下には円柱状の液晶が見えます。
周りのパージはそれぞれ形が違っていて、ピーターパンやパイレーツオブカリビアンを思わせる船型のパージも見えます。
ディズニーシーでは6月1日~6月30日までショーリハーサル実施するみたいです。様々な作品やキャラクター達も映し出されていたのでミラコスタに宿泊すると運が良ければリハーサルの一部を見られるかもしれません。 pic.twitter.com/wtTkANTIQS
— あにか (@Beni869) June 3, 2022
最近はエレクトリカルパレードの不調がちらほらみられますが(詳しくはこちらの記事→「エレクトリカルパレードが10分間の緊急停止。原因は?キャラクターたちの怪我は?」)、手の込んだ機材だけに、今から不調が多発……なんてことがないか、少しだけ心配なところ。
そこは最新鋭の技術とメンテナンスで、しっかりカバーしていってほしいですね。
ミラコスタへのプロジェクションマッピング
なんといっても、目玉はホテルミラコスタへのプロジェクションマッピング。
プロジェクションマッピングといえば、シンデレラ城へ投影する「ワンス・アポン・ア・タイム」が思い浮かびますが、ついにディズニーシーでもプロジェクションマッピングが……!
壁面が広いため、シンデレラ城よりもさらに表現の幅が広がりそうです。
深夜のミラコスタ
ディズニーシーのショープログラムのリハーサルが行われていました pic.twitter.com/Dgik3jvhix— COCOまり🐾2@ぴょん (@CococoMari2) June 4, 2022
アラジン、アリエル、ラプンツェル……人気作品も登場!
こちらはアラジンのジーニーや、リトルマーメイドのアリエルが投影された様子。
彼らは「ファンタズミック!」にも登場していましたが、より繊細で鮮明な映像がみられることになりそうです。
先日、ミラコスタに宿泊した時の深夜のパークに…
プロジェクションマッピングを使ったリハーサルみたいなのがやっていたよ〜😳こういうのも、ミラコスタに宿泊した時の楽しみの一つだよね☺️そして寝不足🤣 pic.twitter.com/rzSwJF2e33
— こぶ@リベ大🐼会員&投資家 (@conveni_7_) May 12, 2022
「ファンタズミック!」には登場しなかった塔の上のラプンツェルも、今回はしっかりピックアップ。作品を象徴するランタンのシーンが、こんな形で再現されるなんて……!
ホテル壁面いっぱいに広がったランタン……早くも涙なしでみられる気がしません。
「ファンタズミック!」ではミッキーとヴィランズのシーンが多かったですが、「ビリーヴ!」はより多くの方に「刺さる」ショーになりそうですね。
ビリーヴ!のスタートはもうすぐ?
号泣しながら「ファンタズミック!」を見送ってから、もう2年……夜の静かなハーバーもすっかり見慣れてしまいまいしたが、やはり寂しいものです。
開始は2022年度内を予定。新型コロナウイルスが原因で導入が2年延期されてきたこともあり、本当に予定通り開始されるのか不安視する声もあります。(withコロナ仕様でのパークについてはこちら→ソーシャルディスタンス緩和から1ヶ月。変わりゆくパークのこれからのコロナ対策は?)
まだ延期の心配はぬぐえませんが、ショーの準備は着実に進んでいます。あくまで筆者予想ですが、これからは徐々にショー・パレードも元の姿を取り戻していくのではないでしょうか。

むしろ心配なのは、ショーが始まってからのこと。先にあげた機材不調の懸念もありますが、筆者としてはミラコスタ前のミッキー広場の混雑がもっとも不安なところ。
「ファンタズミック!」はどの位置から見てもそれぞれの良さがありましたが、「ビリーヴ!」にもっとも没頭できるのは、ミラコスタに囲まれたミッキー広場ではと予想。

夜のミッキー広場の様子。ホテルにはスマホライトを持ち手を振るゲストも。
場所取りをするゲストが大勢いる中、パークを後にするゲストの導線をどう確保するか……なんてところが気になってしまいます。
またミラコスタからのスマホライト問題と、プロジェクションマッピングの兼ね合いも心配なところです。(詳しくはこちら→『シーで遭遇する「ミラコスタからのスマホライト問題」どう考えるべき?目的や問題点、パークの対応は』)
とはいえ、まず大事なのは「ビリーヴ!」が予定通り開催されること。祈りながら、近々の開催を楽しみに待ちましょう。