【新ハーバーショー】「ビリーヴ!」のリハが本格開始。ラプンツェルのあのシーンが、ミラコスタの壁いっぱいに!

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夜のハーバー今年度開始予定の新ハーバーショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」のリハーサルの様子を映したツイートが、徐々に増えてきています。

ハーバーに浮かぶ巨大な装置に、凄まじい光量のライト。そしてホテルミラコスタの壁面への、超巨大プロジェクションマッピング。

新しいショーは、私たちにどんな冒険とイマジネーションを見せてくれるのでしょうか。

「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」とは?

「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」は、「ファンタズミック!」の後継にあたる、夜のハーバーショーです。
公式サイトによれば「夢見ることや信じ続けることの大切さをたたえる壮大なエンターテイメント」とのこと。「ファンタズミック!」を彷彿とさせるイマジネーションあふれるテーマに、今からワクワクがとまりません。

ショータイトルの画像

※画像は公式サイトより

公式サイトでは2021年度に導入予定と記載がありますが、その後の決算説明会にて、2023年3月度(2022年度内)に延期するとの発表がありました。

中央には巨大パージと、さまざまな形のパージ

ショーのメインステージとなる中央パージはかなり変わった形。傾きの変わる円形のライトが二つに、その下には円柱状の液晶が見えます。

周りのパージはそれぞれ形が違っていて、ピーターパンやパイレーツオブカリビアンを思わせる船型のパージも見えます。

最近はエレクトリカルパレードの不調がちらほらみられますが(詳しくはこちらの記事→「エレクトリカルパレードが10分間の緊急停止。原因は?キャラクターたちの怪我は?」)、手の込んだ機材だけに、今から不調が多発……なんてことがないか、少しだけ心配なところ。

そこは最新鋭の技術とメンテナンスで、しっかりカバーしていってほしいですね。

ミラコスタへのプロジェクションマッピング

なんといっても、目玉はホテルミラコスタへのプロジェクションマッピング。

プロジェクションマッピングといえば、シンデレラ城へ投影する「ワンス・アポン・ア・タイム」が思い浮かびますが、ついにディズニーシーでもプロジェクションマッピングが……!

壁面が広いため、シンデレラ城よりもさらに表現の幅が広がりそうです。

アラジン、アリエル、ラプンツェル……人気作品も登場!

こちらはアラジンのジーニーや、リトルマーメイドのアリエルが投影された様子。

彼らは「ファンタズミック!」にも登場していましたが、より繊細で鮮明な映像がみられることになりそうです。

「ファンタズミック!」には登場しなかった塔の上のラプンツェルも、今回はしっかりピックアップ。作品を象徴するランタンのシーンが、こんな形で再現されるなんて……!

ホテル壁面いっぱいに広がったランタン……早くも涙なしでみられる気がしません。

「ファンタズミック!」ではミッキーとヴィランズのシーンが多かったですが、「ビリーヴ!」はより多くの方に「刺さる」ショーになりそうですね。

ビリーヴ!のスタートはもうすぐ?

号泣しながら「ファンタズミック!」を見送ってから、もう2年……夜の静かなハーバーもすっかり見慣れてしまいまいしたが、やはり寂しいものです。

開始は2022年度内を予定。新型コロナウイルスが原因で導入が2年延期されてきたこともあり、本当に予定通り開始されるのか不安視する声もあります。(withコロナ仕様でのパークについてはこちら→ソーシャルディスタンス緩和から1ヶ月。変わりゆくパークのこれからのコロナ対策は?)

まだ延期の心配はぬぐえませんが、ショーの準備は着実に進んでいます。あくまで筆者予想ですが、これからは徐々にショー・パレードも元の姿を取り戻していくのではないでしょうか。

ファンタズミック2

むしろ心配なのは、ショーが始まってからのこと。先にあげた機材不調の懸念もありますが、筆者としてはミラコスタ前のミッキー広場の混雑がもっとも不安なところ。

「ファンタズミック!」はどの位置から見てもそれぞれの良さがありましたが、「ビリーヴ!」にもっとも没頭できるのは、ミラコスタに囲まれたミッキー広場ではと予想。

ミッキー広場

夜のミッキー広場の様子。ホテルにはスマホライトを持ち手を振るゲストも。

場所取りをするゲストが大勢いる中、パークを後にするゲストの導線をどう確保するか……なんてところが気になってしまいます。

またミラコスタからのスマホライト問題と、プロジェクションマッピングの兼ね合いも心配なところです。(詳しくはこちら→『シーで遭遇する「ミラコスタからのスマホライト問題」どう考えるべき?目的や問題点、パークの対応は』

とはいえ、まず大事なのは「ビリーヴ!」が予定通り開催されること。祈りながら、近々の開催を楽しみに待ちましょう。