USJ、パーク内の違反行為に対し公式Twitterアカウントから直接警告。TDRも見習うべき?

ライター:

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが公式アカウントで、ツイッター上に違反行為を投稿した来園者に対して直接メンションを送り、警告を行ったことが話題となっています。

問題のツイートは、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド(大型ジェットコースター)の最前席からの撮影されたと思われる動画。

それに対し、USJ公式アカウントは以下のようにメンションを送ります。

貴殿の行為(ライド中の撮影等)は禁止事項に違反しており、直ちに貴殿の投稿を取り下げるよう警告します。弊社で取下げが確認できない場合、パークへの入場制限を含め弊社は必要な措置を取ることを申し添えます。

USJ

ライド中の撮影に関して、USJ運営側は看過できない重大な危険行為と判断し、直接警告を行ったようです。SNSでのこうした投稿は、拡散され、真似をしてしまう人が出てくる恐れもありますから、放置するのは良くないと判断したのでしょう。

一方、TDRでは大型ジェットコースターはありませんが、Twitterでビッグサンダーマウンテンなどのライド中に撮影された動画を見つけることは難しくなく(危険行為でNGです)、こうしたSNSを介した警告はもちろんなされていないようです。

転売対策の時もそうでしたが、TDRの対応と比べると一歩踏み込んだ姿勢が目を引くUSJ。TDRのコンセプトとしてはなかなかこういった対応は難しいと思いますが、多少は見習うところはあるのでしょうか。

現実にはオリエンタルランドがこうしたSNSでの直接警告などをするのはないように思えます。それよりは、予防策、危険行為が不可能になるような対策を考えることを選ぶでしょう。

一部のゲストのマナー違反で運営側にとっても不本意な対策をされてしまうのは、多くのゲストにとっての来園価値を低めてしまいます。自分本位な楽しみ方でなく、思いやりの心を忘れずパークを楽しみたいですね。

ABOUTこの記事を書いた人

ディズニーブログ「TDRハック」のファウンダー&ディレクターです(2012月5月〜)。ディズニーリゾート、ディズニーの世界の魅力を伝える記事を執筆しています。

1 個のコメント

  • 賛成だと思う。マナーの悪いゲストに対しては、USJ同様、強制退園や顔認証システムによる、該当ゲストに対しての今後の両パークへの入園をお断りして欲しい。

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