ディズニーランドのトゥーンタウンでは、写真映えするような建物や小細工がたくさんあり、記念撮影の人気スポット。以前から指摘されていた、トゥーンタウンの木箱での写真撮影のマナー問題が今年に入って再度話題となっています。なぜ問題なのか、そして人気のわけは?
この記事のもくじ
木箱に乗って写真撮影。マナー違反との声が続出
トゥーンタウンの木箱が人気写真撮影スポットとなっていますが、木箱の上に乗って写真を撮るゲストが後を絶ちません。
木箱の上に登ったゲスト写っている写真がツイッター上で「マナー違反だ」と度々話題となります。
今月には、若者に人気のファッション誌「ポップティーン」が春キャンの特集として、木箱に乗っているモデルの写真を掲載したということで、批判が多く集まり、該当の写真、ツイートを削除ということも起こりました。(ちなみに、木箱の上に座っていたのは後方の一人で、皆が座っていたというわけではありません。)
なぜマナー違反?
そもそも、なぜマナー違反なのかということを知らないまま写真撮影をしてしまうというケースも少なくないように思われます。
木箱に乗るのが好ましくないのは、そもそも木箱は音の出るしかけで楽しむものだから。ベンチということではなく、あくまで「何が入ってるのかな?」と開けて楽しむものなんですね。
そういうしかけが面白いのに、写真撮影スポットで列ができてしまい、本来の楽しみが味わえないゲスト(特にお子様)が出てしまうのは確かに残念ですね。
今年に入って、「登らないで」のサインが
こうした事態を重く見たのか、木箱の一つにNO STEPという文字がプリントされました。ディズニー側も、足を乗せるものではないという見方をはっきりだしたものとみられます。
それでも出来る写真撮影の列。木箱人気のわけ
やはり、若者を中心に、木箱での撮影がいわゆる「インスタ映え」するということで人気なのは事実です。
グループで撮ると、まるでアイドルのアーティスト写真、CDジャケットのように撮れます。構図としてとても優れています。
誰がどこにポジション取りをするか決めないといけない、というのも人気の要因です。箱をうまく使って、微妙に隠れたり、顔だけ出したり、とポージングの多様性もとても高いですね。
しかけで遊ぶところが、撮影スポットとして占領されてしまい遊べないというのは残念ですが、写真撮影自体は特に問題ないように思えます。足を乗せたり、箱に登ったりという行為がNGということで、その理由をしっかり理解して、パークで気持ち良く過ごしたいですね。
<2018年11月6日追記>
どうやら取っ手が外れ、箱も封印されてしまったようです。リハブだといいですが、扱いが酷くこうなってしまったのなら悲しいですね…
<2018年11月28日追記>
ついに木箱コーナーが撤去となってしまいました。以下に詳細を載せています。