東京ディズニーランドで現在公演中のパレード『ディズニー・クリスマス・ストーリーズ』。フロート停止中の演出時にキャラクターによるあり得ない行動が目撃され、SNS上で非難の声があがっています。その問題行動とは?
パレード中にミニーマウスの衣装を…
問題となっているのは、クリスマス・ストーリーズに出演するトナカイの行動。動画には、フロート停止中、フロート上で演じているミニーマウスにフロートの下から近づき、ばんざいのような仕草をして、ミニーマウスの衣装を下から捲り上げるという問題行動が映っています。
昨日のクリストでトナカイがミニーちゃんにスカートめくりしてた😠 pic.twitter.com/1tbCkMNfrU
— 秋馬 (@shoe_ma) December 3, 2023
これは、バンザイの両手振り上げが、たまたま衣装にひっかかってしまったということではなく、故意のハラスメント、加害行為にあたるものであると想定されます。
他のシーンでも、同様の問題行動が目撃されています。
トナカイがミニーちゃんのスカートめくってた… pic.twitter.com/Algkc8kDRv
— さじ (@saji_taris) December 2, 2023
決してイタズラ、悪ふざけでは済まされない行為
昭和の時代では、こうした女性に対する性暴力は、「おふざけ」「イタズラ」としてエンターテイメント的に消費され、それを問題視する行動に対しては「それくらいのことで」「大人気ない」「空気読め」などと逆非難をするような風潮がTVの世界、現実の世界でもあったのは事実です。
そうした加害行為が、まさか現代のディズニーランドのパレード中で行われてしまうとは、にわかに信じられません。
もしこれが演出なら、企業のあり方が問われる大問題ですし、トナカイの演者の個人行動だとしても、この行為が暗にゲストにあたえるメッセージについて思いを馳せれば、組織としてすみやかに何らかの対応、説明、謝罪がされるべきであることと考えます。
ディズニーのパレードは、全てのゲストが安心して楽しめる夢の体験であるべきで、悲しい現実を追体験する場所では決してありません。