【ディズニー】パレード中にキャラクターが問題行為。許されない行動に疑問・非難の声

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東京ディズニーランドで現在公演中のパレード『ディズニー・クリスマス・ストーリーズ』。フロート停止中の演出時にキャラクターによるあり得ない行動が目撃され、SNS上で非難の声があがっています。その問題行動とは?

パレード中にミニーマウスの衣装を…

問題となっているのは、クリスマス・ストーリーズに出演するトナカイの行動。動画には、フロート停止中、フロート上で演じているミニーマウスにフロートの下から近づき、ばんざいのような仕草をして、ミニーマウスの衣装を下から捲り上げるという問題行動が映っています。

問題となっているトナカイ (引用: X)

問題となっているトナカイ (引用: X)

これは、バンザイの両手振り上げが、たまたま衣装にひっかかってしまったということではなく、故意のハラスメント、加害行為にあたるものであると想定されます。

他のシーンでも、同様の問題行動が目撃されています。

決してイタズラ、悪ふざけでは済まされない行為

昭和の時代では、こうした女性に対する性暴力は、「おふざけ」「イタズラ」としてエンターテイメント的に消費され、それを問題視する行動に対しては「それくらいのことで」「大人気ない」「空気読め」などと逆非難をするような風潮がTVの世界、現実の世界でもあったのは事実です。

そうした加害行為が、まさか現代のディズニーランドのパレード中で行われてしまうとは、にわかに信じられません。

もしこれが演出なら、企業のあり方が問われる大問題ですし、トナカイの演者の個人行動だとしても、この行為が暗にゲストにあたえるメッセージについて思いを馳せれば、組織としてすみやかに何らかの対応、説明、謝罪がされるべきであることと考えます。

ディズニーのパレードは、全てのゲストが安心して楽しめる夢の体験であるべきで、悲しい現実を追体験する場所では決してありません。

ABOUTこの記事を書いた人

ディズニーブログ「TDRハック」のファウンダー&ディレクターです(2012月5月〜)。ディズニーリゾート、ディズニーの世界の魅力を伝える記事を執筆しています。

4 件のコメント

  • キャラクター同士のいたずらにイチイチ人間のルールあてはめて文句言う人増えましたね。
    こういうことで批判する人は心が狭いクレーマーです。大きな心で世界観を楽しみましょう。

    • キャラクター同士のイタズラ?わざとならその時点で立派なセクハラでは?(動画見た感じ捲りに行ってた)
      エンターテイメントとしても面白くないし世界観にもそぐわない。
      キャラクターは面白がるためのおもちゃではありません。人間のルールがどうこうではなく、尊厳を踏み躙る行為は許容されるべきではない、という話です。

  • 偶然手が当たってしまったとしても、フロートの上にいるキャラクターにぶつかる可能性がある距離と振り付けに安全性の問題があるように感じます。

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