2022年9月5日から約7カ月間と言う、「異例の変更点などの予告無しクローズ」に入ったカリブの海賊。
しかしながら、この異例の長期休止に関して、パークからは特に公式発表は一切ありません。
一体どんなリニューアルが待っているのか気になりますが、今回はそんなもう見られなくなる?「カリブの海賊」の中を写真で巡ってみたいと思います。
この記事のもくじ
邸宅の入り口内部に入ってみると?
まずはアトラクションの建物入り口入ってすぐの所。
ご承知の通り、同アトラクションの入り口は、その壮大な物語とは全く想像がつかない、「邸宅の入り口」からスタートします。
この周辺は、意外とすぐに通過してしまう場所。あまりじっくり見ることない場所ですが、こうしてみるとなんだかとても美しい場所なんですね。
こちらは上の写真を反対方向から、入り口の方向を見た様子。邸宅の中とは思えない、曲線美が美しい場所です。
ちなみにこのカリブの海賊でゲストが乗っていくボードは、全て「女性の名前」がついています。これらも今回のリニューアルで変化があるのか、気になりますね。
混雑時に誘導される場所
続いてはアトラクションに入って、左側奥のにあるQライン(ゲストが並ぶ場所)。
もともといつも待ち時間が短めな「カリブの海賊」ですが、概ね、待ち時間が15分以上になると使われるこちらのエリア。
過去にはこちらでイベントが実施されていた事などもあるスペースです。
ここには、肖像画が飾られていたり、いくつかの絵画も見えます。二階への階段も気になります。
上の写真は、アトラクションの建物に入ってすぐにある、ジャックスパロゥと思われる肖像画も。こうした部分もなにか変化があるのか気になりますよね。
乗り場に向かう手前、左側の壁には?

アトラクション建物に入り、左斜め方向にまっすぐ進み、乗り場の手前、左側にあるのは、このカリブの海賊の「地図」。
あまり気にしてじっくり見る事は少ないですが、ここは実際にゲストがボートで通過する地図になっているのです。
続いてこちらはあまり見慣れない看板ですよね。ここ、実はゲストがボートに乗った「ちょうど真上」にぶら下がっている看板です。
こちらには「LAFFITES LANDING」の文字が。これは「ラフィットの船着き場」。これは実在した海賊の船長、「ジャン・ラフィット」の名前。この船着場は実は彼の家。
海賊の彼は、軍艦などから逃げ延びる為、表の入り江からは見えにくい、入り組んだ場所にこの船着場を設けたようですね。
そしてこの船着場から出発すると、高い葦(あし)などに囲まれた暗くて狭い水路を抜けていきます。
早速ボートが出発!リアルで美しい河岸の風景
そしてボートはいよいよ出発。同アトラクションは、撮影はOKですが、液晶画面を開いていたり、フラッシュ撮影は禁止です。
ただ、ご承知の通り、ほぼ真っ暗の中を進むため、きれいに写真を撮るのはなかなか難しいアトラクションでもあります。

そしてボートは「ブルーバイユーレストラン」の脇を通ります。同レストランも同じ日程でクローズがされますので、こちらの変化も気になりますね。
続いては、急流下りをする直前に、ゲストに「ちょっと乱暴な言葉」で注意事項を述べる骸骨。
乱暴な言葉ですが、実は親切にいろいろ教えてくれたりします。リニューアルによってこのセリフなどもどうなるのか気になりますね。
急流落下後の不気味な世界

この「カリブの海賊」はゲストは乗り場を出発し、しばらくして急流を下ります。実はこれ、「時間を遡るタイムスリップ」を意味しているのです。
ボートが進みながら、「時間が前に戻っている」という事になります。
急流を下った場所は16世紀末の世界。ここは先程の地図にも書かれていましたが、「デッドマンズ・コーブ(死者の入り江)」」と呼ばれる場所です。
周辺は、闘い合って朽ち果てた海賊や、いつまでもラム酒を飲み続ける骸骨、嵐の中で舵を切る孤独な骸骨の姿が見られます。
この辺りでは呪文の様に「Dead men tell no tales…(死人に口なし)」という不気味な声が響いています。その先には財宝の山の上で息絶えた海賊が…。
続いては宝の山の上で朽ち果てる海賊。こちらもカリブの海賊の象徴的なシーンですね。
そして見られなくなる?有名なあのシーン
続いてボートがしばらく進み、「1番大きく変わると思われるシーン」。
女性の人身売買オークションが行われている様子。ここは海外パークでは、すでに大きく変更されており、ここはもう見られなくなるのでは…と言われています。
続いて、火事のシーン終盤、ゲストの上にかかる石橋の上で、大きな酒瓶を持った、酔っ払った海賊が。
彼は小説・映画の「宝島」に登場する海賊の「ジョン・シルバー」(架空の人物)であると思われます。
彼は左足を失っており、ボートからは見えませんが、側にはシンボルとも言える、オウムの「フリント船長」が居るのでぜひ確認してみてくださいね。

こちらは海賊が町中に火をつけて金品を強奪していくシーン。「まさに海賊」と言う場面なのですが、こうした部分も現代に合わせて何か違うシーンに変わってしまうのか気になるところです。

そしてこちらもおなじみの場面。この場面、勘違いしやすいのは、「牢屋に入った囚人が鍵を求めている」のではなく、「前の火事のシーンで火をつけて逃げていた海賊が自ら牢屋に入ってしまった」と言う場面なのです。

そして最後の目玉と言えるジャックスパローが間近で語りかけるシーン。
2007年に現在の形にリニューアルされてから、同アトラクションの最大の目玉と言って、この場所。
この場所は、大きく変わる事は無いとは思いますが、なにか変化があるのか、気になりますよね。
今回、異例の7ヶ月のクローズとなった「カリブの海賊」。
こちらの記事を書いている2022年9月4日現在では、公式からはそのリニューアル内容については全く発表等がありません。
実は、何かあっと驚くようなリニューアルがあるのか、はたまた実はほとんど変わらず単なる施設老朽化のクローズなのか…どうなるのかまだ一切わかりません。。
ただ、何かしら現在の状況と大きく変わるのは確実。まだちょっと先の話ですが、ひょっとしたらディズニーランドの40周年に向けての、大きなリニューアルがあるのかもしれません。
実際はまだまだわかりませんが、何か嬉しい発表に期待したいところですよね。