【ディズニーライター座談会】TDRの現状と今後、記事執筆について語る【前編】

ライター:

こちらのサイト「TDRハック」では東京ディズニーリゾートの様々な情報を複数のライターでお届けしています。

そんな中、先日こちらのライターなどで集まる機会があり、ちょっとした「座談会」と言う名の宴会(笑)が行われました。

今回はその中で出た、「ライター的な視点で見たパーク」や「パークの現状と今後」について、会話形式で触れてみたいと思います。

ライターと言うよりオタクの集まり

今回集まったのは、こちらのサイトの記事を書いている、私(みっこ:@mikko_20100518)と以下の皆さん、全部で4名。プロフィールなどは皆さんのページでご確認ください。

カズナ @tdr_kazuna
ちょぴ @chopi054
ぴー @hiddenmickey_p

もちろん他にもご協力いただいているライターさんは大勢いらっしゃいますが、今回たまたま集まる事になった4人。

そしてライター活動は現在していないものの、過去に隠れミッキーの専門サイト運営やテレビ番組などに多数出演の経験を持つぴーさん。

今後のパークの動向を考えて意見交換…なんて言う立派なものではなく、ちょっと機会があって理由をつけて飲みたかっただけでもあります(笑)

そんな中、私も含め、まだまだ勉強中なライターの集まりではありますが、まずは全員ライターである前に、「パークの一ファン」でいわゆるオタクの集まりでもあります。

様々なパークの情報や伝え方、今までと今後…等について、興味深い話も出ましたので、座談会形式でご紹介します。

何かを伝えると言う立場では同じ4人。ただ、その伝え方や表現の方法についての難しさや楽しさについての話題になります。

ディズニーの現状を伝えることへの葛藤

記事を書く時って、皆さんへの伝え方で、どんな立場で書けばいいのか…と結構悩んだりしますが皆さんはどうですか?

 

特に「話題系」や「炎上系」を題材にする時は気を使いますよね。特にこのD界隈で言う所の「学級会」(笑)は、本当に多くの意見があるため、断定的で個人的な結論を出す事が難しかったりします。

 

確かに広く多くの方の意見を聞けば聞くほど、どれも正論になる事があり、記事として扱いが難しくなる事ってありますよね。

 

わかりますー。「どれが正しい」と言う答えが出ない場合が多く、「声の大きい人」や「フォロワーが多い人」の意見が正論になってしまう事も…。

 

特に「ミラコスタからのスマホライト問題」なんてわかりやすいですよね。置かれた立場や考え方で、「全く逆の意見」があって、確かに結論が出ないので難しいですねー。

 

正直言うと、記事化する時は、そうした『炎上系』の方が注目度は高くなります。ただ、自分の意見として言いたい事があっても、「考えれば考えるほど無難なまとめ方」になってしまう所があって、その辺が歯痒い時があったりしますねー。

 

批判的な記事は書きにくい?


記事を書く時に気にするのは、パークに対して、あまり批判的な事を書かない方がいいのかな?それとも素直な意見を書く方が良いのか…なんて悩む時があります。

 

あ、わかります。できればやっぱり楽しい事を書きたいですもんねー。

 

 

…う、なんだかちょっと触れにくい話題…(笑)確かになんだかんだと言っても、やっぱり楽しい場所ですから、みんなが気持ちよくなれるような事を書きたいですよねー。

 

…と言うことはあまり楽しい事は書いてない自覚があるという事ですね?(笑)

 

 

…ま、まぁ否定はできないですが(笑)でも、「なんでもパークのやる事を受け入れる」と言うよりは、気になる事や改善点、矛盾などは明文化したほうが問題が表に出て、顕在化しやすいのかなとは思います。

 


でも否定的なことを書くと、誰かの気持ちを蔑ろにしてしまったり、批判が来てしまいそうで躊躇しちゃいます〜。

 

その辺が難しいところですよね。書きたいことを書くのか、見てもらいたいものを書くのかと言うのはいつになっても答えが出ない気がします。

 

義務感でパークに行かなければならない事もある?


今は年間パスポートが停止中なので、さすがに以前より来園回数が減りましたが、皆さんはどうですか?

 

確かに回数は減りましたねー。本当に飲みにだけ行くとか、隠れミッキーだけ探してるとか、何も考えずに気軽に行ってた頃が懐かしいですよね。ま、でもその時の感覚が抜けないので、今でもインしても同じ回り方しかしてないんですけどね(笑)

 

あ、それもわかりますー。…ちなみにみっこさんはイベント初日の度に行っている印象ですけど、やっぱりそれは使命感からなんですか?(笑)

 

 

あはは…使命感というか、もちろん行きたくて行ってますよ?(笑)まあ、でも正直、ちょっと義務感を感じる時も無いとは言えません(笑)例えば、最近もう何年もやっているパレードがあったりするじゃないですか。正直言って、イベント初日の初見の感動というのが最近なかなか味わえなくなってますよね。

 

私は基本ミキヲタなので、ミッキーが見れれば良い(笑)のですが、確かにコロナの影響があるにせよ、そろそろ変わってもいいかなぁ…なんて思うパレードもありますよね。

 

極端な話題になりやすいディズニーの界隈


みっこさんは、大手でフォロワーも多いのでいろいろご苦労も多いのではないですか?

 

自分的には大手と言う意識は無いのですが…。でも「影響考えてツイートしろ」と言われる事はよくあります。おかげ?でツイートしようとしたものを「やっぱりまた何か言われるかも…やめよう…」と思った下書きがめちゃめちゃたくさんあります(笑)


確かにみっこさんの存在感は大きいので、「色々とやりとり」を見ていますが、大変そうですよね。

 

毎度の事なので慣れてはいますが、例えば「踊るキャストさん」の話題に触れた時は、否定した訳ではないのに「お前のせいで踊らなくなった!」など、DM等でもかなり辛辣なご意見いただきました。

 

あれもいろいろな見方をすると難しいですよね。ワタシは単に楽しければ良いと考えることが多いので、気楽にパークを楽しんでます。

 

ぴーさんは前からこんな感じで、悪く言われることも言うこともないんですよねー。たまには困ってるぴーさんも見てみたいですね(笑)

 

他人の言動が気になる界隈?


最近みっこさんはユニバの話題も取り上げていらっしゃりますが、ディズニーファンの方がパークの批判的な話題に対して、厳しい方が多い印象があります。ディズニーはある種、神格化されているからでしょうか。

 

確かにそれは感じますね。ユニバの良いところを言うと、ディズニー下げか?なんて言われたり…(笑)西に行くなら帰ってこなくて良いよ、みたいに言われた事も…。

 

個人の意見として比べたとしても、厳しい感想が届くのですね…。

 

 

Twitterが流行る前はブログ等が中心でしたから、見たい人が見る世界でしたけど、今は簡単に他人の意見に自分の考えを言える時代になりましたからねー。

 

何でも「神格化」する傾向

東京ディズニーランド
でも、なんだかんだいっても常にたくさんのゲストが集まるパークってやっぱりすごいですよね。

 

私も文句?が多いですけど、やっぱりなんだかんだ言っても癒しの場所ですよね。

 

 

ワタシは1つのことに深いこだわりはそれほど持たないタイプですが、どんなイベントやショーでも毎回たくさんの人が集まるのは本当に凄いと思います。

 

本当に皆さんどんなイベントでも、楽しく参加しているのっていいですよね。

 

 

そんなお話の中で水を差すようで悪いですが、それってとても良いことだと思う反面、パークの進化を止めるような危険も持っている気もするんですよね。予算をかけずにシンプルなもので人が集まれば、次はそれ以上予算をかけなくなると言う可能性も高いと思うので…。まぁでもそれでゲストが満足すれば問題ないと思うんですけどね。

 


まぁ、みっこさんは長年そういうスタンスでやってきてるから、今更変えられないですよね(笑)

 

何ですか。その笑顔で殴る、みたいな感想は?

 

…と、言うことで様々な話題で盛り上がった座談会と言う名の宴会。まだまだネタは尽きず、1回で収まらなくなってしまったので、後編へと続きます。

ライターと言うよりオタクたちの戯言ではございますが、後編もお付き合いいただければ幸いです。

ABOUTこの記事を書いた人

DヲタのWEBライター。TDRハックの他に、 個人ブログ「TDRな生活」や「株式会社ぴあ」の「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」で多くのTDRにまつわる記事を執筆。7冊のディズニー関連書籍の著者でもある。近著に「ひとりディズニー50の楽しみ方」 (サンクチュアリ出版 )。…慌てず急がず、ゆっくりゆったりとパークを散策しながらお酒を楽しむのが好きです。

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