
東京ディズニーリゾートでは、4月15日から「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”」が開始となります。
ショーやパレードなどの他にも楽しみなのが周年イベントごとに施されるのデコレーションなど。過去の5年ごとのアニバーサリーイベントでは様々な装飾が見られました。
そんな中、今回はそんな過去のアニバーサリーイヤーの装飾を振り返ってみたいと思います。
この記事のもくじ
ハード面の新要素が充実した25周年

近年のイベントとして、まだ記憶に新しい「25周年」からご紹介。この年は、1年間のアニバーサリー期間を大きく「5つのステージ」に分けて開催されました。
中でも、「東京ディズニーランドホテル」がオープンしたり、「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京(現:舞浜アンフィシアター)」がオープンし、「ZED」の常設劇場もオープンするなど、ハード面でもかなり大きく進化した25周年でした。

ご覧の通り、エントランスの花壇には25周年のモチーフとなった、「鍵」を持ったミッキー達のキャラクターのフィギュアが。

しかし、意外なことに25周年はワールドバザールの中には目立った装飾はあまりない状態でした。

ご覧のように、ショップの入り口などに少しロゴがありましたが、意外にもワールドバザール内は大人しめのデコレーションでした。

シンデレラ城のデコレーションはご覧の通り。真ん中の大きな25の文字と、パープルをメインとした装飾が印象的でしたね。

この当時は、様々なフード等のカップや紙製の受け皿なども、かなりたくさんの種類が25周年になっていました。
中でも、紙ナプキンまで周年目のロゴが入るなど、パーク全体で華やかな雰囲気になっていました。
「バルーン」がモチーフの30周年
そして2013年4月から開催された「30周年」。この時は、風船(バルーン)がモチーフとなったアニバーサリーとなり、各関連グッズなどにも風船が多く用いられました。
そして、この年は、ワールドバザール上部にもご覧のような華やかなバナーがたくさん飾られました。
入り口からお祝いムードを盛り上げられる感じで非常に印象深かったですね。
そして、シンデレラ城にもご覧の通り、バルーンがモチーフとなった装飾がされました。
しかし、残念ながらこの年は、世界的なヘリウムガス不足で、本来ではパークでも華やかな存在である、「風船がほぼパーク内で販売されない」と言う状態でもありました。
エントランスのミッキー花壇はご覧の通り、華やかな雰囲気。ただ、「もやしに絡まれてるみたい」などと揶揄される…なんて事もありましたね。

エントランスは入り口の上部の方に風船のデコレーションが。入口周囲は比較的おとなしめな雰囲気でした。
ワールドバザールがアツい!35周年
そしてついこの間のようにまだ記憶に新しい「35周年」。
この年は、ワールドバザールに特に装飾に力が入れられ、ご覧の通り、天井のバナーのほかに、中央には豪華で大きな「セレブレーションタワー」が登場。
歴代のアニバーサリーの姿のミッキーの像が並べられ、非常に華やかなかシンボルタワーとなりました。
さらに、圧巻だったのは夜。ワールドバザールの建物にプロジェクションマッピングが施され、ハロウィンやクリスマス時期にもそれに合った様々なプロジェクションマッピングを見ることができました。

さらに特徴的だったのは、30年のテーマソングに合わせ、時々紙吹雪(後に銀テープに変更)が打ち出されるなど、昼夜を通じて非常にお祝い感のあるワールドバザールとなりました。
特にプロジェクションマッピングは圧巻で、これを見に行くためだけに夕方から入園しても満足感が得られるものでした。
非常に高揚感のある、心にに残るデコレーションや演出でしたね。
35周年では「リボン」がモチーフとなっており、ミッキーやミニーなどのキャラクターもリボンをモチーフにしたコスチュームになっていました。
そのため、エントランスの装飾もご覧の通り、大きなリボンのような装飾がされていました。
エントランス入ってすぐの花壇はご覧の通り。祝祭感あふれるアニバーサリーといった感じでした。
ただ、逆に言うと、この35年ではシンデレラ城のデコレーションは一切されていない状態でした。
どうなる?40周年デコレーション
そして、現在のところ発表されている、今回の40周年のデコレーションなど。(画像は公式サイトより引用しています。)
これだけを見ると、過去のアニバーサリーに比べると、だいぶシンプルな印象にも見えます
公式サイトで確認できる限りは、エントランスの装飾もバナーのようなものがメインとなっている印象があります。
そして、久しぶりにデコレーションされるシンデレラ城。写真を見る限りでは、壁にバナーがぶら下げられるように見えます。
夜のライトアップや何か演出あるのか気になりますよね。
今後はどんなエンタメが…?
また、現在のところ発表されている40周年のメインコンテンツ、エンターテイメントとしては、新しいパレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」が行われます。
しかしながら、それ以外の目立った新エンターテイメントは発表されておらず、シンデレラ城のプロジェクションマッピングなどが行われるのではないか…といった予想もされています。
…長かった新型コロナウィルスによる様々な影響からの復調。
そのため、なかなか思い切った計画ができなかった背景もあるかと思いますが、これまでと比較すると、若干穏やかに感じる40周年。
さすがにこれだけでは終わらないと思いますので、今後どういった形になっていくのか、気になるところですよね。