新型コロナウィルスによる制限運営が続く東京ディズニーリゾート。
しかし、3月1日からは段階的に入場者数が増えていく事が発表されました。
そんな中、ちょうど2年前の2月末から4カ月間の休園に入った東京ディズニーリゾート。今回はそんな当時のパーク周辺の様子を振り返ります。
この記事のもくじ
2年以上も影響を残すコロナの脅威
国や自治体からの要請を受けて、2020年2月29日から臨時的に休園に入った東京ディズニーリゾート。
気がつけば、あれからもう2年の時間が流れました。しかしながら、まだ制限運営が続く両パークとイクスピアリ。今回はそんなちょうど2年前のパークが閉園している時の様子を振り返りたいと思います。
…当時、臨時休園が決まった時は、約2週間の予定でした。まさかそれが約4ヶ月に及ぶ長期の入園となり、さらに2年経った今でも完全な運営に戻っていない状態。
まだまだ完全なる解決には遠い気がしますが、当時の様子を振り返りつつ、二度とそうなって欲しくないよう願いたい所ですね。
東京ディズニーランド入口(駐車場)
まずは東京ディズニーランドの入り口の様子。こちらは自家用車で来場した場合のランドの駐車場ゲートの様子です。
ご覧の通り、当然の事ながら駐車場ゲートは車が1台もなく、ゲートは全て閉鎖された状態。奥に見える立体駐車場の電気も全て消えています。
さらに、ランドとシーそれぞれのパーク運営状態を示す電光掲示板も大きな「休園中」の文字が。
通常運営の際には、まずなかなか見る事のできない表示になっていました。
東京ディズニーランド入口(舞浜駅)
続いては京葉線のJR舞浜駅からランドに向かうペデストリアンデッキ入り口の様子。ご覧の通り、駅構内とディズニーリゾートの敷地境界線には看板が立っています。
お察しの通り、こちらはパークの閉園後に置かれる看板。休園前日の2020年2月28日深夜に設置されたまま、そのまましばらくここに置かれていました。
ご覧の通りいつもなら何も考えずに通過する通路が閉鎖された状態。
深夜や早朝なら閉鎖されている様子は見かける事はありますが、こんな昼間の天気が良い中で、とても違和感がある状態でした。
もちろんパークだけでなく、ボンボヤージュもご覧の通り閉鎖中。
単なる鎖だけでなく、ご覧のような鉄柵が置かれ、完全に行かれない状態になっているのに余計寂しさを感じました。
余談ではありますが、普段なら気にしない、「舞浜駅とパークの敷地境界線」がこの場所である事がよくわかります。
こちらは東京ディズニーランドステーションから見たパークエントランスの様子。
パークや各施設は閉鎖中でしたが、ディズニーリゾートラインは公共交通機関のため、簡単に閉鎖することができず、休園中も運行本数は減らされていたものの、通常通り運行されていました。
東京ディズニーシー(歩行者入口)
こちらは東京ディズニーシーの歩行者用入り口。電車や車で来られる方にとってはあまりなじみのない光景かもしれませんが、こちらは東京ディズニーシーに入園する際、一番早く入園ゲートに到達できるゲートです。
そのため、各イベントやグッズ等の販売日の初日や最終日にはここに早朝から列ができる場所でもあります。
こちらも通常時であれば昼間にしまっている事はありえないのですが、この時もこんなにいい天気なのにクローズされているゲートがちょっと寂しさを感じました。
東京ディズニーシーステーションから見たパーク内の様子。ご覧の通り当然ではありますがパーク内にゲストは1人も見えません。
閉鎖されてからもしばらくの間、アクアスフィアの噴水が出ていましたが、しばらくした後、これも停止されました。
東京ディズニーシー入口(駐車場)
続いては、今度は逆に、電車や飛行機などで訪れる方にとってはあまり見慣れない光景。こちらは東京ディズニーシーの駐車場入り口の様子です。
こちらも道路からの境界線には小型のカラーコーンが並べられ、中には入れないようになっていました。
こちらも遠目からは分かりませんが駐車場の料金所のゲートは全て閉められ、非常に静かな状態でした。
ホテルミラコスタ周辺
こちらは東京ディズニーシーホテルミラコスタから見た園内の様子。2つのパークやイクスピアリなどは休止中でしたが、各ホテルについてはまだこの時は自由に出入りができていた状態でした。
こちらはホテル内から見たミラコスタ通りの様子。ご覧の通り、平日の昼間にしかできない改修作業が次々と行われていました。
こちらはバス停の様子。誰もいない珍しい光景です。
その他リゾート周辺
続いて場所は変わってパーク周辺の様子。こちらは外周道路の様子。
画面中央左側にベイサイド・ステーション、右側にはシェラトンやヒルトン、オークラなどが並んでいます。
当然の事ながら車が全く通っていない珍しい状態。なんだか違う世界に来てしまったような感覚でした。
こちらはディズニーアンバサダーホテルの駐車場入口。閉園が発表されてからしばらくして、各ディズニーホテルも休止になる事が発表されました。
こちらもこれまで見たことのない状態。まるでホテルが閉鎖してしまったかのような錯覚に陥る感覚がありました。
こちらはまもなくグランドオープンを迎える、ディズニートイ・ストーリーホテルを背後から見た状態。
こちらのホテルに関しては、建設が開始してもしばらくは概要が発表されていない状態でしたので、当時はまだどうなるかが全くわかりませんでした。
当時はまだ建物が全く建っていない状態。そう考えると月日の流れを感じますよね。
JR舞浜駅とイクスピアリ
続いては舞浜駅とイクスピアリ周辺の様子。ご覧の通り、当然パークも営業無し、イクスピアリも閉まっているため、人通りがほぼありません。
いつもは全ての時間帯で賑わう駅改札口もご覧の通り、ほぼ人がいません。
そしてイクスピアリやディズニーリゾートラインの駅に向かう道もご覧の通り。全く違う場所の様です。
…以上、ご紹介してきました、ちょうど2年前の東京ディズニーリゾートがコロナウィルスによる休園をしていた際のパーク周辺の状況。
これから少しずつパークも賑わいを取り戻していくと思われますが、もうできれば二度と見たくない、こうした静かな静かすぎるパークの光景。
私たちにできる事は限られていますが、またこんな光景を繰り返さないように、日々を大切に、できる事はしっかりとしながら過ごしていきたいものですね。