2015年の今年、カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランド・リゾートは開園60周年のイベント「ダイヤモンドセレブレーション」で大変な賑わいを見せておりますが、そんな折、滞在中にミッキーマウスとミニーマウスのスクリーンデビューの日である11月18日を迎える事が出来ました。
日本では東京ディズニーランドの「ミート・ミッキー」ではミッキーマウスのスクリーンデビューをお祝いするべく毎年大変な待ち時間で熱心なファンの方が訪れますが、本家本元のディズニーランドの11月18日は果たしてどんな感じでこの記念すべき日を迎えていたのか、という事をレポートしたいと思います。
この記事のもくじ
キャストさん「ん?11/18???今日は何の日?」認知度が高いのは日本だけ?
さて、驚くかもしれませんが、私達のグリーティングをアテンドしてくれたキャストさんの反応は、実に鈍く、そして日本では到底考えにくいものでありました。
そう、11月18日が何の日か、こちら側で「Happy Birthday Mickey!!!」と言わないと通じない展開が待っていたのです(苦笑)。
わりと多くのキャストさんがこちらから伝えて初めて気が付くという驚きの展開。
流石に午後にもなると日本から多くのファンがお祝いをしに来ていたこともあり、話しもスムースに伝わるようになりました。
現地の方は日本人ほどアニバーサリーは意識しない性質のようですが、誰かが「Happy Birthday Mickey!!!」と声をかけると多くのゲストの方も拍手をして盛り上げるなどとっても和やかな雰囲気でミッキーのスクリーンデビューの日をお祝い出来たのはとてもよい思い出となりました。
驚きを感じつつも、その意外さもまた新鮮なグリーティングとなりました。
スペシャルセレモニーもなし、いつもと同じの通常運行
旅行にいく前からもしかすると11月18日はなにかスペシャルセレモニーとかあるかも、と想像しておりました。
実は「眠れる森の美女の城」前で毎日11時台にスタートするディズニーランドバンドの演奏とミッキー&フレンズのマーチングがあるのですが、その時になにかやるんじゃないか?と邪推して、当日お城の前で待ってみることにしました。
やがてディズニーランドバンドと一緒にミッキーたちは行進をスタート!
メインストリートU.S.A.という日本の東京ディズニーランドで言うところのワールドバザールに相当するような通りをパレードし、パレードの終着点はディズニーランドのタウンスクエア、という場所になります。
このタウンスクエアには蒸気機関車でパーク内を1周するディズニーランド鉄道の駅があり、毎日そこで少しの時間ディズニーランドバンドと一緒にミッキーたちがパフォーマンスをする事を知っておりましたので、私も彼らのパフォーマンスをメインストリートU.S.A.までテクテク歩きながらその時を待ちました。
ディズニーランドバンドの演奏が実に素晴らしく、そしてミッキーたちも実に楽しそうにパフォーマンスをしていたのですが、結果特に何もなくままでした(苦笑)。
「世界のスーパースターの記念すべきスクリーンデビューの日なのに、本当に何もないんだ! 」
というのが偽りのない本音でした。
何かやるんじゃないか、という淡い期待がもろくも崩れ去りましたが、ディズニーランド・リゾートの素晴らしさに毎日魅了されていたので一切の不満なく、残りの旅行日程を存分に満喫した次第でした。
日本とは色々と違うもんなんだな、と感じたものでした。
ミート・ミッキーは40分待ち???
午後はスクリーンデビューの日をお祝いするべく「ミート・ミッキー(Mickey’s House and Meet Mickey)」に向かいました。
アナハイムのディズニーランド・リゾートにもトゥーンタウンは存在し、ミッキーの家がちゃんとあるんです。(正確に言うとアナハイムが先で東京ディズニーランドは後から出来たわけです)
スタンバイで40分待ちの表記がありましたので、「誕生日なのでわりと賑わっているのかな? 」と思い、中へと進みましたが、あれよあれよという間にいつのまにやら映写室に。
そして、気がつけば、当のミッキーとご対面、お家の中に入ってからミッキーとグリーティングをするまでおそらく15分程度だったでしょうか?
日本ですと11月18日であってもなくても混雑するときには何時間も待つことが多いのですが、こちら側が拍子抜けするほどあっさりと会うことが出来ました。
40分というあの表記は何だったのかな? という疑問はありましたが、すんなり会えたので結果楽しくグリーティングを終えることが出来ました。
World of Color “Celebrate! ” で感極まる11月18日の夜
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークで開催されている、ナイトエンターテイメントWorld of Color、その60周年を記念して開催されているWorld of Color “Celebrate! “をこの夜は鑑賞。
実は前日にも鑑賞して強烈な感動を味わったのですが、開園60周年とウォルト・ディズニーの功績を称えるWorld of Color “Celebrate! “をミッキーマウススクリーンデビューの日に鑑賞出来て実に感慨深いひとときを過ごしました。
『夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべては一匹のねずみから始まったということを。-All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them. I only hope that we don’t lose sight of one thing – that it was all started by a mouse-』
ウォルト・ディズニーの、この有名なフレーズを11月18日に彼の地で聞くことが出来た喜びと感激、一生涯忘れえぬ瞬間でもありました。
ちなみに、もし読者の皆さんで60周年期間中にWorld of Color “Celebrate! “を鑑賞する機会があれば、ぜひ観に行かれることをお勧めします。
100万の言葉を費やしても表現しきれない圧倒的なパフォーマンスと感動、観ないと一生後悔するくらいのものだとここでは申しておきます。
海外で過ごす11月18日も悪くはない?
2011年、私がはじめてアウラニに行った時の帰国日が現地の11月18日でした。
ハワイの場合、帰国便が現地の午前中ということもあり、7時前にはアウラニを出発、凄く残念な思いをして飛行機に乗り込んだ記憶が強く残っておりました。
ミッキーが大好きな妻はいつかリベンジを、と考えてその日をずっと模索していたようですが、2015年の今年は「ディズニーランド・リゾート開園60周年のお祝いムード満点の中でミッキーのバースデーを祝う! 」という目標を設定して見事にそれを実現することが出来ました。
自己満足と言われてしまったらそれまでなのでしょうが、多くのファンに愛されるミッキーマウス、そしてミニーマウスをアニバーサリーの雰囲気に包まれたパークでお祝い出来た事はファミリーとして旅行に出掛けた我が家としてはとてもよい思い出になりました。
さて、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドが2016年10月に45周年を迎えます。
じゃあ、2016年の来年はフロリダに行くのか?という話しが出ておりますが、まだどうするかは一切決まっておりませんが身内と話しをしながら年の瀬を過ごそうと考えております。
最後に今年も1年お付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
2016年は5周年を控えたアウラニと今回の旅行先のアナハイム、そしてDVCと含めた海外ディズニーの話題を中心に記事を公開出来れば、と考えております。
それでは、みなさまも良いお年を、そして「Happy Holidays! 」