アトラクション別傾向&攻略法【カリブの海賊】その1

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大小様々な種類のアトラクションが存在するディズニーランド。色々なタイプのものがありますが、その後にアトラクション単体で人気映画になるといった個性的なものも存在します。

そんな中、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。

今回はアドベンチャーランドのアトラクション、「カリブの海賊」についてご紹介します。

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カリブ海で暴れていた海賊がモデル。ウォルトディズニーの遺作アトラクション。

その名の通り、この「カリブの海賊」は、17世紀から19世紀にかけて活躍したカリブ海沿岸で暴れていた海賊がモデルとなっています。このアトラクションは生前のウォルト・ディズニーが設計に関わった最後のアトラクションで、彼は公開を待たずにこの世を去りました。

ゲストは建物を入り、船着き場からボートに乗って出航します。荒くれ者の海賊が大暴れするカリブ海を進むゲストの前では大砲を打ち合う海賊や砦、街中では略奪や放火…と、悪行の限りを尽くす海賊の姿を見る事ができます。

しかしながら、彼らは恐ろしい海賊であるはずなのですが、どことなくユーモラスで憎めない雰囲気と人間味あふれる姿をしており、おもわず微笑んでしまう様なところもあります。

このアトラクションは元々は実在の海賊である、「ジャン・ラフィート」(19世紀初頭にニューオーリンズ近海でスペインの船を襲っていたフランス人)などがモデルなっていました。

その後、このアトラクションが元になって製作されたディズニー映画、「パイレーツ・オブ・カリビアン」が公開され、現在は2007年7月にジャック・スパロウ、バルボッサなど、映画に登場する海賊たちを加えた形にリニューアルされたものです。

リアルに動くオーディオアニマトロニクス技術が駆使されたこのアトラクションでは海賊だけでなく、様々な動物や町の住民などが再現されています。

船着場を出発した船は静かな入り江を抜けて穏やかな川辺を進みますが、冒頭に一箇所、船は約20度くらいの傾斜を、5メートル程緩やかに落下します。

ジェットコースター程のスリルはありませんが、真っ暗闇の中を落ちますので、苦手な方はご注意を。ただ、それ以外は穏やかな速度でボートは進みますので小さなお子さんでも乗船は可能です。

ちなみに我々ゲストを案内してくれるキャストのコスチュームも海賊風。彼らは海賊の子孫という設定。アトラクションの舞台になっている秘密の入り江などの案内に詳しいそうです。

彼らは乱暴な船乗りではなく、ここを訪れるゲストに対して非常にフレンドリーに接してくれますのでご安心を。

常に短い待ち時間。ほとんど待たずに乗れるアトラクション。

ディズニーランドの中では代表的なアトラクションですが、待ち時間は全体的に短めな部類。ゲストが乗るボートは1艘の定員が20名と比較的多く、回転も良いのであまり待ちません。

通常であれば週末でも10分程度、入園制限がかかるクラスの大混雑時には60分近い待ち時間になる場合もありますが、それを越える事はほとんどありません。

また、60分近い待ち時間の場合でも、それが長く続く事はありませんので、入口の待ち時間表示がが5~60分となっている場合は時間をずらした方が得策です。

ただ、このアトラクションが60分クラスの待ち時間になっている場合は他の主要アトラクションも3時間待ちクラスになっている場合が多いです。

通常時はほとんど建物の中だけで並ぶゲストは収まりますが、混雑時には建物中の左側のエリアが使われ、それでも収まらない場合は外にロープが張られて並ぶ事があります。建物外に列ができている場合は待ち時間が伸びているケースが多いです。

パークの総建設費の10%が使われた屋内最大の施設。

見た目の建物はかなり小さく見えますが中はかなり広いこのアトラクション。東京ディズニーランドの総建設費は約1580億円となっていますが、その約10分の1(約160億)が、このカリブの海賊の建設費に充てられています。

これは、例えば2006年に完成した「タワー・オブ・テラー」の建設費は約210億円、2000年の「プーさんのハニーハント」は110億円、2012年の「トイストーリー・マニア!」は115億円…などと比較すると、約30年前でのこの金額はかなりの投資額です。

また、屋内施設では最大の規模を誇り、リアルなオーディオアニマトロニクスの海賊や動物達が多く登場する船旅は約15分間と長めです。

このアトラクション内では多くの海賊が言葉を話しています。しかし、彼らが話す言葉は海賊特有の言葉やきつい西部なまりが多いため、英語ができる方でも聞き取るのが困難です。

もちろん回りの様々な音や他の言葉と混じっているせいもありますが、これはウォルトの考えもあり、言葉が断片的に聞こえた方が、ゲストが興味をひきやすいから…という一面があります。

ちなみにこの海賊が話す言葉や場面設定は2007年のリニューアル時に少し変わっている部分もあります。…次回はそれらの雑学などについてご紹介します。