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様々なタイプのアトラクションがそろっているディズニーシー。しかしながら、やはり中では絶叫系のアトラクションが人気です。スリルだけでなく、細かな物語なども魅力ですね。
そんな中、知っていると少しだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。
今回はディズニーシーを代表すると言ってもいい、有名なアトラクション。ミステリアスにある、「センター・オブ・ジ・アース」についてご紹介します。
ディズニーシーの風景を代表するアトラクション!
「センター・オブ・ジ・アース」はミステリアスアイランドにあるコースター系アトラクション。所属しているテーマランドはミステリアスアイランドですが、その舞台となるプロメテウス火山はメディテレーニアンハーバーからもよく見えます。
ディズニーシーに入るとまず目に入る大きな山、プロメテウス火山。この中から噴火によって押し出されるコースターというイメージです。
特徴的なのは、慣性を利用して落下していく一般的なジェットコースターと異なり、モーターの力で一気に最高落下地点まで高速で上っていってから落下するという珍しいタイプのものです。
こちらのアトラクションは同じくミステリアスアイランドにあるアトラクション、「海底二万マイル」と同じく、フランスの小説家ジュール・ベルヌの作品である「地底旅行」がモチーフになっています。
ディズニーシーの代表的なアトラクションであるこちらのコースター、ゲストは「地底走行車」に乗り込み、神秘と冒険に満ちた地底の世界を探検していきます。
まず、ゲストは洞窟のようなアトラクション入口から中に入っていきます。この穴は入口後ろ、上にぶら下がっているドリルマシンが掘ったもの。大きなドリルで開けられた穴がそれを静かに物語っています。
そしてゲストは、ネモ船長や標本がある場所を通って、エレベーターで地下まで降りる事になります。このエレベーターは「テラベーター」(Terravator)と呼ばれ、地下8000mにあるベース・ステーションに向かいます。
そこからゲストはライドに乗り、さらに地下を目指します。そして出発してから間もなく、左右には美しい水晶が広がり、発光虫などの生物がいる洞窟を抜けて進みます。
その後、巨大なキノコの森などを進みますが、途中で火山活動が発生!大きな振動があり、探検ツアーは予定外の通路へ…。
そしてしばらく進むと、大きな雄たけびとともにゲストが乗る地底走行車を追いかけるように何かの生物がいる音が響きます。
そして、ゲストの前に溶岩の怪物が出現し、噴火と共にゲストは噴火口から押し上げられて落下します。
アトラクションの途中には大きな落差やスリルがある動きはせず、ゆっくりとした動きで進みます。一部真っ暗に近い場所や、落雷の大きな音、炎が燃えあがる演出などがあり、全体的に少し不気味で怖い演出がありますが、動きとしては最後の加速と落下だけで、いわゆる「一発芸」的なアトラクションともいえます。
最後の急上昇&急降下はこうしたスリルライド系には、あまり見られないタイプのものです。その最高速度は瞬間的とはいえ、75キロメートルにも達し、東京ディズニーリゾートのアトラクションの中では最も速いです。
待ち時間は長め。ファストパス利用が必須。
数少ないコースター系アトラクションとして人気のこのアトラクションは、現在のディズニーシーでは2~3番目の人気を誇っています。
朝の入園時間もないディズニーシーでは、アメリカンウォーターフロントの「トイ・ストーリーマニア!」に一気にゲストが押し寄せ、次いで隣の「タワー・オブ・テラー」、そして次にこの「センター・オブ・ジ。アース」が混んでくる…という図式になっています。
待ち時間は長めになる部類。普段の週末なら60~90分程度、入園制限クラスの大混雑になると、3時間クラスになる事もあります。
他のアトラクション同様、夜になると若干減る傾向はありますが、パークのほぼ中央にあるためゲストが極端に減る事はあまりありません。
身長制限は「117cmに達していないと不可」と、ディズニーランドのコースター系アトラクションに比べるとやや高め。
小学校低学年の場合だと、例えばランドの「ビックサンダーマウンテン」(102cm)や「スプラッシュマウンテン」(90cm)に乗れていても、このセンターには乗れないという場合もありますのでご注意を。
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