アトラクション別傾向&攻略法【ビックサンダー・マウンテン】その2

ライター:

多くのアトラクションが存在するディズニーランド。各テーマランドにはそのエリアの雰囲気を演出する様々なものが存在します。中にはそのエリアを象徴する様な大きなイメージと敷地を持つものもあります。

そんな中、知っているとちょっとだけ得するポイントやアトラクションを楽しむ上での攻略法などについてのシリーズ企画。個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」。

今回は人気のウエスタンランドにある「ビックサンダー・マウンテン」をご紹介します。前回に続き、細かな雑学について触れてみましょう。

スポンサーリンク

その他の細かなトリビア・攻略法など

さて、いつも人気のこちらのコースター、いつも多くの人で賑わっています。大混雑時は180分クラス、通常の週末なら90分前後、平日でも60分以下になる事はほとんどありません。

そんなこのアトラクションを利用する場合はできるだけ早い時間のスタンバイか、ファストパスの利用が効率的である事は前回もお話しました。

このアトラクションに限らず、もちろんできればパークの開園から間もない時間の方が空いているのは当然の事です。これは基本的な攻略法ですが、このビックサンダーならではの特徴もあります。

それはパークの入口から奥にあるため、人気アトラクションでありながらも、朝早い時間のスタンバイが伸びるのが若干遅いと言う事。

ディズニーランドのアトラクションはパークを正面から見た場合、「右方向に多くの人が集まる人気アトラクションが多い」ので、こちら側のアトラクションは開園後にスタンバイ列が一気に伸びていくパターンが多いです。

対して、こちら側は混雑が若干穏やかです。また、他の人気アトラクションのモンスターズインクやプーさんなどに対して、ビックサンダーは回転率がいい(一度の乗車人数が多く、乗り場が2箇所で稼動)事。比較的スムースに列が進み、「スタンバイから乗り終えるまで」が短い時間で済みます。

この「朝の時間帯に速やかに済ませられる」と言うのがポイント。早くアトラクションを乗ってしまえば、まだ空いている時間に次のアトラクションに移れる…言う事です。

もちろん、すぐにゲストが集まってきますが、朝の貴重な時間を有効に使うなら、早めのビックサンダーマウンテンもオススメです。

ちなみに小さな効果ですが、スリルをより多く感じられる乗り方があります。それは進行方向向かって、「右側に座る」事。このビッグサンダーマウンテンのレールは左回りが多い(反時計回り)が圧倒的に多いためです。

しかし、それほど大きな効果ではありませんので、逆に苦手な方と一緒に乗る場合は遠心力の弱い「左側」に乗せてあげましょう。

廃坑になった鉱山。その名残があちこちに残る様子にご注目。

このアトラクションの物語の舞台となっているのはアメリカ・カリフォルニア州。1848年の終わり頃、地方新聞に載った小さな記事が全ての始まりでした。

翌年1849年の当初から起こったゴールドラッシュ。金が出た!との話を聞いた多くの人々が全米からこの地に駆けつけました。…しかしながら、一攫千金を得られたのはわずかな人々だけ…。

そして、人々は徐々に去り、数十年後に無人となった廃坑がこのビックサンダーマウンテンの舞台です。ゲストは、この鉱山列車に乗って山々を駆け抜けます。

この鉱山を山ごと所有していたのは、「ビッグサンダー・マウンテン・マイニング・カンパニー」(マイニング=採鉱・採炭・鉱山業などの意味。)。アトラクション正面側にはその名前はほとんど見えませんが、上の写真の様に、アトラクション裏側にはその会社名が書かれています。

ただ、この会社名はビックサンダーの列車からは見えないもの。これはウエスタンリバー鉄道から見える風景ですが、こんなところにもこだわりが隠れています。

その他にも、アトラクションのプレショー(メインの乗りもの等に乗る前に、置かれている小物などによる雰囲気醸成のための演出)エリアには様々な鉱山の機器や道具などが置かれています。

中でも入口脇と、コースターの途中にもある「大きな機関車」の様なものはスチームトラクター。これはその名のとおり、蒸気で動くトラクターです。(下の写真)

これは実際に食料等などを運搬する為に使われていたもので、世界に数台しか存在ないという貴重なものだそうです。

また、元々このトラクターは米アナハイムのディズニーランドの同アトラクションに設置される予定だったのですが、拒否され、東京ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンがオープンする際に再度交渉したところ了解が得られたので現在は東京ディズニーランドに置かれているとの話もあります。

また、この赤茶色の山肌が特徴的なビックサンダーマウンテンですが、この外観は、アメリカアリゾナ州セドナに実在する「サンダーマウンテン」がモデルになっています。(画像検索結果はこちら。※一部、アトラクションの画像も表示されます。)

ちなみに中央に高くそびえる岩山の名は、「メインビュート」と呼ばれます。このビュート(Butte)はアメリカ、モンタナ州南西部の鉱山都市の名で、これをもとにした名前です。

ライドは最初にこのメインビュートの中腹をあがって行きます。そして途中から螺旋状に約2回転するシーンがありますが、ここはスパイラルビュートと呼ばれる場所です。

…細かな物語が広がるビックサンダーマウンテン。次回は更に細かな雑学についてご紹介します。