ミニーの家でミニーと写真撮影という普段では体験できないグリーティングで、マナーのあり方を考えさせられるようなことがありました。
その場にいらっしゃったゲストの方の声を交えて解説します。
グリーティングがまるで「記者会見」に
ディズニー仮装プラスという「ディズニー・ハロウィーン」特別プログラムの参加者は、最後にディズニーキャラクターとのグリーティングがサプライズで楽しめるようになっています。
ディズニーランドの場合、ミニーの家でミニーとグリーティングというサプライズです。
そもそも、仮装をしてディズニーをもっと楽しむ趣旨のプログラムですが、グリーティングができるとなれば、ワンショットを撮りたいというゲストもいらっしゃると思います。
ところが、ミニーの家で室内ということもあり、グリーティング時、ワンショットのフラッシュが焚かれての撮影が一斉に行われ、まるで「記者会見」の会場さながらの雰囲気に。
以下の動画はその時の様子です。フラッシュの点滅にご注意ください。(暗いところでの視聴は光過敏性発作を誘発する恐れがあります)
※フラッシュの点滅に注意してください
仮装プラス動画をちょっとだけ…
本気でなんの記者会見かと思ったよね。🙄笑 pic.twitter.com/4Lol8vEeDI— Hatama (@Hatama_chan) 2017年10月16日
実際にプログラムに参加し、その場で動画を撮影したHatama(@Hatama_chan)さんにお話を伺うことができました。
以下はHatamaさんの感想です。
「TDLのミッキー&フレンズの仮装プラスに参加してみて、「仮装を楽しみたい人」と「キャラクターグリーティングを目的として来ている人」の温度差があると感じました。
キャストさんが説明している間や、キャラグリをしている間など、ミニーにフラッシュを焚きながらものすごい勢いで撮影する人たちに違和感を覚えました。
眩しくて「ミニーがかわいそう」という気持ちと、とにかく殺伐とした空気が怖かったです。
「ディズニー仮装プラス」はカメラマンさんに写真を撮ってもらうだけのツアーではなく、キャラクターの立ち振る舞いについて知ったり、周りのゲストと仲良くなったり、仮装を楽しむことが目的のプログラムです。
私も写真を撮ることは好きですし、写真を撮りたい気持ちもわかります。
ですが、参加する人は「ディズニー仮装プラス」というプログラムの趣旨や周りのゲストへの配慮の気持ちなどを忘てはいけないと思いました。
今後、明らかに仮装ではなくキャラクターグリーティングを目的とした人が増える状態が続けば、トラブルが起こることも考えられ、「2つ以上アイテムがあればOK」というルールが変わったり、サプライズのキャラクターグリーティング自体がなくなる、またはキャラクターや場所が変わるなどの対応が取られるということも予想できるのではないでしょうか。」
来年の仮装プラスがどうなるかはわかりませんが、本来の趣旨から外れるようなことが続けば、このようなグリーティングは無くなるというのが、まっとうなのではないでしょうか。
こういうこともあり、仮装プラスはキャラクターの登場が話題となっていますが、本来の「仮装をもっと楽しむ」という素晴らしさも、もっと注目されるべきですね。素敵なプログラムですので、来年も続いて欲しいなと思います。
執筆協力:Hatama(@Hatama_chan)さん